原発立地地域の声 浜岡原発 白鳥良香さん(浜岡原発運転差し止め訴訟原告団)

原発立地地域の声 浜岡原発 白鳥良香さん

浜岡原発を考える静岡ネットワーク会長/浜岡原発運転差し止め訴訟の原告団代表

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(20130628撮影)


 

<お話しの要旨>

中部電力・浜岡原子力発電所は、歴史的に定期的に大地震が発生している震源の真上に立地している。今後、地震が来ることが分かっており、世界中が危険な原発だと認めている。東海地震、南海トラフ地震の震源域の真上にたっている。

●運転差し止め訴訟の状況について。

中部電力は浜岡原発を再稼働させようとしているが、規制委員会から要求されている、津波対策と耐震対策への基準が高く、廃炉しかないという状況だ。浜岡から、廃炉の波を全国に広げていきたい。

<津波と防潮壁について>

中部電力は、想定される津波の高さ19mより3m余裕をもたせた高さ22mの防潮壁をつくっている。しかし規制委員会は原発などの重要施設は“想定の2~3倍の高さの津波にも耐えること”を要求している。

<耐震について>

浜岡原発は650ガルの振動に耐えるように設計された。規制委員会は1900ガルの振動が襲う可能性があるとしている。中部電力は1900ガルに耐えるように耐震対策を立てようとしているが、規制委員会は原発のような重要施設は1900ガル対応でも対策不十分と指摘している。

●浜岡原発の原発防災について

浜岡原発から5km圏内には、御前崎市と牧之原市がはいっており、5万人が生活している。地震・津波が襲うと、死者が2万人近くでると推定されている。

 先日、県が出してきた地域防災計画は、地震・津波の災害と、原子力の災害が同時に発生することが考えられていないのが問題だ。福島と同じような状況が起これば、5km圏内の多くの人が被ばくしてしまう。

浜岡原発があるかぎり、地域住民の安全はない。