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原子力に関する基本的な用語の意味は?
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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2012/6/1 11:27:13 (1811 ヒット)

『原子力資料情報室通信』第456号(2012/6/1)より

視点:福島に戻る?戻れない?

 さる4月16日、南相馬市の一部の避難区域が解除準備区域とされた(年間20ミリシーベルト以下)。南相馬市には、警戒区域と計画的避難区域とが設定されていた。事故から1年余をへて、一種の政治判断がされたわけである。

 だが、懐かしの故郷に還りたい気持はあっても二の足を踏む人たちは多い。心配している人たちの声に耳を傾けてみると――

 東電福島第一原発事故以前の暮らし、そこまでいかなくともそれに近い暮らし、ができるのか。ほんとうに空間線量が年間20ミリシーベルトを超えないことが達成できるのか。そもそも、1ミリシーベルトだって判断基準として妥当なのか。近くの山や森からセシウムが移動して来ないのか。そしてまた、内部被曝をどう考えたらよいのか。外部被曝の数倍はあり得る、と言う専門家がいるいっぽうで、たいしたことはない、と言う専門家もいる。ほんとうのことは判らないのではないか。後々になって、あれは間違っていました、と謝られても、取り返せることではない。とくに、これから長い人生を生きるであろう子どもたちは大丈夫なのか、どうか。

 まことにもっともな疑念である。専門家や行政の信頼がこれほどまでに失われてしまったら、回復はむずかしい。徹底的な情報公開は未だされていないからでもある。南相馬市の場合、水が出なかったり、産業廃棄物の仮置き場が整備されていなかったり、放射能の影響を受けた結果のいろんな生活基盤が復旧していない。

 除染といい、がれき処分といい、正解が無い問題にわたしたちは直面している。科学から言うと、放射能の半減期の10倍〜20倍の時間を待つしかない。セシウム-137なら、300〜600年という時間になる。待てる時間ではない。こんなことにならないようにと発してきた反原発、脱原発の主張は残念ながら、多数に受け入れられて来なかった。わたしたちの力不足でもあった。そのツケがいま来ているんだと言っても、現実には、何とかしないといけない状況にある。

 故郷に戻りたいと強く望む人たちには、放射能の心配よりももっと大切な、墳墓の地こそ、という思いがあるのだ。年配の人に多いだろう。この人たちには、放射能対策としてわたしたちが出来うる最大のことをしなければならない。精神的に、社会的に、経済的に福島の人たちは選択を迫られている。それは、この地震列島に50基もの原発を抱えてしまった日本列島に住むすべての人の明日の現実であろう。

 つい先日、フランスのサイエンスジャーナルの記者から、南相馬市に戻れるのかと質問をうけて、こんなふうに応えたのだが、これでよかったのか、自信はない。

(山口幸夫)




原子力資料情報室通信とNuke Info Tokyo原子力資料情報室は、原子力に依存しない社会の実現をめざしてつくられた非営利の調査研究機関です。産業界とは独立した立場から、原子力に関する各種資料の収集や調査研究などを行なっています。
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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2012/5/18 18:18:29 (2892 ヒット)

【VIDEO】http://www.ustream.tv/recorded/22746956


CNIC Ustreamチャンネルにて下記配信を行います。ぜひご覧下さい。
Ustream中継画面

日時:2012年5月21日(月)10:00〜11:00

テーマ:福島の今

ゲスト:佐藤和良さん(いわき市議会議員)

●中継画面: http://www.ustream.tv/channel/cnic-news

東京電力・福島第一原子力発電所事故から1年が経過しました。
サイトでは当初の放射能放出のような状態ではありませんが、第1原発の事故は継続中であり、溶融炉心の行方も分からないまま、冷却のため汚染水の処理水を循環させている状況です。
4号機の使用済み燃料プールの安全性も懸念されます。

長期の避難生活を強いられ、多くの人々が物理的、精神的に様々な困難を抱えて日々暮らしています。
帰郷を臨む気持ちと20キロ圏でのモデル除染の状況、廃棄物の中間貯蔵問題、双葉・大熊の国有地化問題など、原発周辺の高濃度汚染問題は深刻です。
一方、福島市をはじめとする中通り地域の高線量の問題も、抜本的対策は講じられていません。

CNIC Ustreamでは、福島の現状を月1回程度定期的に報告するシリーズを開始いたします。
地元の方をお招きしてお話を伺います。
ゲストの日程の関係で、定期的な日程は組めませんが、事前のご連絡を早めにし、多くの皆さんに「福島の今」をお伝え致したいと思います。

・福島原発告訴団
 http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/

Ustream中継画面 CNIC映像アーカイブブログ CNIC公式twitter CNIC Facebookページ


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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2012/3/11 7:00:00 (4094 ヒット)

声明:
福島原発事故から1年
脱原発こそ進む道


2012.3.11
原子力資料情報室

福島原発事故が問いかけるもの

東北地方太平洋沖地震とこれに続く津波の直撃を受けた太平洋岸の15の原発はことごとく深刻なダメージを受けた。中でも福島第一原発では、運転中だった1〜3号機がすべてメルトダウンに至った。1号機と3号機は冷却材喪失事故から水素爆発へと至り、広範囲に放射能災害をもたらした。圧力抑制室が破壊された2号機からも大量の放射能が放出され、4号機も壊滅的な被害を受けた。最近の報道によれば、4号機の使用済み燃料プールでメルトダウンが起きなかったのは、「シュラウド交換工事の設計ミスによる遅れ」という偶然による。もしメルトダウンが起きていれば、他号機の対策は不可能となり、最悪で半径170kmが避難区域となる恐れがあった。運よくメルトダウンを免れた他の原発も、炉心溶融から爆発事故に至る崖っぷちにあった。

巨大津波は人々の生活を一瞬にして破壊し、放出放射能は広範囲な人々に避難を強いた。中部から東北地方に及ぶ放射能による土壌汚染、農畜産物の汚染、そして住環境の汚染は長期にわたる被曝環境を人々に強いることになった。将来の健康影響が心配である。

この事故は、原発に依存する形で作られてきた暮らしを、さらに現代文明そのものを根底から問い直せと私たちに迫っている。

まだまだ不安定な原発、廃炉への長いロードマップ

度重なる余震が福島第一原発の近辺で起こっている。とりわけ4号機の使用済み燃料プールの破損、メルトダウンの恐れが懸念される。また、循環冷却システムが大規模に破損する場合にも各号機の燃料溶融が進む恐れが残る。薄氷の上を歩いているような不安定な状態である。

溶融燃料の取り出し開始まで10年と言われるが、放射能汚染環境は1979年のスリーマイル島原発事故のケースよりもはるかに厳しい。廃炉への道のりは40年とされているが、それを超えるだろう。膨大な放射性廃棄物の行く先はなく、東京電力も政府もこの負の遺産が再び環境を汚染することのないように、長期にわたって管理し続けなくてはならない。

いまだ究明されない事故原因

政府が設置した東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会は2011年12月に中間報告をまとめ、最終報告へ向けた調査を継続している。また、その12月、国会に東京電力福島原子力発電所事故調査委員会が設置された。これらによって、事故原因とその背景、今後の提案などを含めた十分な調査報告がなされることを期待したい。

安全が保証されないまま運転再開を急ぐべきでない

事故原因が十分に究明されず、従って福島原発事故を受けた新たな安全対策が定まらないにもかかわらず、ストレステストによって再開への道筋が作られようとしている。しかし、机上の計算で行われているストレステストが原発の安全を保証しないことはだれの目にも明らかだ。加えてテスト結果の判断基準が示されていない。現在54基の原発のうち52基が運転を停止している。各自治体や住民が運転再開に納得できないのは当然である。

パラダイムシフト

原発に依存した、これまでのエネルギー基本計画は完全に破綻した。政府は省エネ・再生可能エネルギーの最大限の活用と原発のできる限りの低減を掲げて、新しい計画に取り組んでいる。にもかかわらず、原子力産業界はまるで事故などなかったかのように原発の継続を主張して、新しい計画策定の障害となっている。

いま私たちが必要としているのは、原発に代わり省エネルギーと再生可能エネルギーを主役とする社会経済体制への転換である。東日本大震災の復興もこのパラダイムシフトの中で行なわれるべきであると考える。


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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2012/3/7 14:53:03 (3845 ヒット)

【VIDEO】http://www.ustream.tv/recorded/20976276


3・9(金)被ばく労働に関する省庁交渉

福島第一原子力発電所の事故からまもなく1年が経とうとしています。
事故以来、継続して開催してきました被ばく労働に関する関係省庁交渉を行います。
今年最初の交渉を以下のとおり開催しますので、どうぞご参加ください。

一般の参加者の方も自由にご意見頂けますので、どうぞご参加ください。

日時:2012年3月9日(金) 13時〜15時45分
※12時30分から会館ロビーで通行章を配布致します。

場所:衆議院第一議員会館 多目的会議室
    http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kokkaimap.htm

原子力資料情報室によるインターネット中継を予定しております。Ustream中継画面
 ●中継画面: http://www.ustream.tv/channel/cnic-news

参加団体:原子力資料情報室、
     ヒバク反対キャンペーン
     原水爆禁止日本国民会議
     特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター(PARC)
     福島原発事故緊急会議被爆労働問題プロジェクト
     全国労働安全衛生センター連絡会議

参加省庁:厚生労働省、経済産業省、文部科学省、法務省

公開の有無:どなたでもご参加頂けます。

撮影の可否:どなたでも撮影・録音等の記録が可能です。

【事前に提出した要請書PDF】(当日は要請書の回答を受け、意見交換をします)



■2012年1月30日に行った政府交渉
 http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1272

■2011年12月21日に行った政府交渉
 http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1255

■2011年10/7, 8/23に行った政府交渉の映像
 http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1205

■福島第一原発:3月から9月末の総被曝線量は198.5人シーベルト
 http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1250
 ※『原子力資料情報室通信』第450号(2011/12/1)より交渉のポイント等


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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2012/3/6 11:31:11 (3926 ヒット)

『原子力資料情報室通信』第453号(2012/3/1)より

福島第一原発事故
原子炉、熔融物はどうなっているのか

上澤千尋

原子炉の様子はまるでわからない

 「3.11東北地方太平洋沖地震」発生から1年になろうとしているが、福島第一原発のそれぞれの原子炉の様子については、わからないことだらけである。

 まだわからないことを書き連ねると、地震によって何が壊れたのか、放射能は漏れなかったか。津波は何度襲来し、どこまで浸水したのか。ステーションブラックアウト(外部電源および非常用電源の喪失)はなぜ起きたのか。原子炉の水位計をはじめ、運転に関わるパラメータはどの程度信頼できるか。炉心の熔融はいつはじまったのか。格納容器ベントは機能したのか。1号炉と3号炉の水素爆発はどのように起きたのか、違いはなぜ生じたのか。2号炉の格納容器はどのように壊れたのか(爆発したのか)。4号炉はどのようにして火災ないしは爆発を起こしたのか。放射能はどのイベント(時刻に)でどれだけ放出されたのか。熔融燃料、圧力容器、格納容器はいまどうなっているのか……。

 東京電力は、昨年12月2日に「福島原子力事故調査(中間報告書)」( http://www.tepco.co.jp/cc/press/11120203-j.html )を出し、地震の揺れによっては安全上重要な施設は壊れなかったことがわかったと書いているが、そんなことはない。原子炉建屋の内部がとくにそうだが、点検できていない施設がたくさん残っているし、運転時のデータ類が配管の損傷を強く示唆している。

 現段階では、たとえ、原子炉内部にカメラを入れることができても、核燃料の状態まで見るのは相当困難だろう。非常に高い放射線の環境下で、「見る」ための装置を開発するということと、遮蔽を十分に施した放射線に強い装置をつくることとは相反する要求だからである。格納容器の中をきちんと見ることができる
かどうかも疑わしいと思われる。

 実際、1月19日に2号炉の格納容器の中に放射線の遮へいを施された工業用の内視鏡を入れて内部を見る作業を行なったが、熔融物の様子に関しては重要な情報はほとんど得られなかった。

東京電力のMAAP解析のおかしさ

 東京電力は、MAAP(Modular Accident Ana-lysis Program、米国原子力規制委員会開発)というコンピュータプログラムを使って、1・2・3号炉の炉心状態を解析している。しかし、まるで再現できていない。

 一例として、東京電力の中間報告書の添付資料(添付10−1)に載っている1号炉のプラントデータの推移を示すグラフから、MAAP解析のおかしさをみておこう。すこし大きめのグラフだがいろいろなことが1枚に描かれていて便利なのでこの図を使用する。上の方から、原子炉水位、原子炉圧力、格納容器のドライウェル(D/W)とサプレッションチェンバ(S/C)のグラフがあり、その下には各機器の操作実績が書いてある。グラフの横軸は時間で、グラフの範囲は3月11日12時から3月12日24時までである。


↑クリックでPDFを表示します

 グラフ内の3月11日18:00のところと19:00のところにうすく縦の線が入っていて、MAAPの解析結果を示している。MAAPによる解析では、18:00のところで原子炉水位が燃料の頂部にまで下がり、19:00には原子炉が空だき状態になり燃料の熔融が始まったことになっている。

 破線の四角い枠で囲ったEの部分では、水位の測定データが少ししかないが、この実際のデータをもとに考えれば、水位は燃料を十分満たしていると読めるし、その後に回復する水位のデータからも燃料頂部にまで下がってはいない。MAAPと実際のデータとの大きな隔たりである。東京電力は水位計の方が壊れていたのだと主張しているが、この時間帯で水位計が壊れたことを示す根拠はいまのところない。また、実際には操作した実績も作動した記録もない主蒸気逃し弁(SRVと書いてある)が解析の条件では何度も作動したことを仮定していたり、やっていることがかなりムチャクチャだ。無理な解析の条件設定をして、地震による配管の損傷がなくても炉心熔融が説明できると言いたいようだが、再現性はよくない。

2号炉で原子炉の温度上昇?

 2月2日から2号炉の原子炉圧力容器の温度が上がりだし、13日には摂氏90度を超える値を示し、さらに急上昇を続けた。公表されているグラフをみると400度を超える指示値を示している温度計(熱電対)があることがわかる。東京電力は、圧力容器内への注水量を17.5トンに増やし、さらに注入量を増やしたため再臨界防止措置として注入する水の中にホウ酸を添加していた。

 高い温度を示しているのは、「底部ヘッド上部」の円周方向0°位置にある1つの温度計である。近くにある温度計が、40度から30度へと低下傾向を示している。このため、東京電力は、実際に温度が上がっているのではなく、温度計が計器の断線などで故障しているのだとほぼ断定している。

 しかし、何らかの理由(操作、地震、崩壊)で核燃料の熔融物がこの温度計の近くに移動して行き、その結果、実際に温度が上がっているのかもしれない。あるいは、何らかの核反応が局所的に活発になった結果かもしれない。たとえ、温度計が故障しているとしても、その理由を知る必要がある。なぜこの時期にこのようなことが起きたのだろうか。他の温度計は大丈夫なのだろうか。

 今回、小さめに出来事をみても温度計を1つ失ってしまったことになる訳だが、今後どうなっていくのか考えると、かなり深刻である。1つ、また1つと計測装置が失われて行き、原子炉内部を知る手がかりすらないという状態になりかねないからだ。そうなると、熔融物をどうにかするなど、まったく見通しが立たないどころか、熔融物の冷却すらもっと不安定になり、さらなる放射能の放出を起こす危険性がでてくる。





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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2012/2/9 16:20:26 (2964 ヒット)

『原子力資料情報室通信』第452号(2012/2/1)より

福島原発事故被曝労働
明らかにされない作業内容や被曝低減対策

 政府と東京電力は12月16日、福島第一原発の「冷温停止状態」と事故収束工程表の「ステップ2」完了を宣言したが、このまま順調に事故収束に向かうとはとうてい考えられない。

 炉心溶融した1〜3号機の原子炉内部の状態は不明で、溶け出した核燃料が圧力容器や格納容器のどこに、どのように存在しているかすら、よくわからない状況にある。原子炉建屋内に滞留する高濃度汚染水の排水作業は困難を極め、地下水や海水に汚染が拡大している。このようなきびしい状況下で、現場の労働者は作業に従事している。

 1月19日、東京電力は福島第一原発2号炉の格納容器につながる貫通口から工業用内視鏡を入れ、その画像を公開した。映像は放射線の影響で全体に白い斑点が入り、配管や内壁など写った範囲では損傷などの確認はできなかった。

 報道によれば、調査は東京電力社員ら34人で実施。高線量下のため、放射線を遮蔽する小部屋を設置し、その中に入り作業した。計画被曝線量を5ミリシーベルトと設定していたが、最大3.7ミリシーベルトの被曝だったという。

 1月9日には、下請け企業の60代の男性作業員が作業中に意識を失い、心肺停止状態になったと発表された。男性は朝から高濃度汚染水の処理で出る汚泥の保管タンクの製造作業をしていた。午後2時過ぎに体調不良を訴えていわき市内の病院に運ばれ、午後5時ごろ死亡した。死因は心筋梗塞。5月からの累積被曝線量は外部と内部を合わせ6.09ミリシーベルト。同原発の事故収束作業で亡くなった作業員は4人目である。

 これまで報告してきたように、原子力資料情報室は全国労働安全衛生センターなど他のNGOとともに、関係省庁と福島第一原発事故による被曝労働問題についてねばり強い交渉を重ねている。

 厚生労働省は11月1日、事故後、250ミリシーベルトとしていた緊急作業時の累積被曝限度を、11月1日以降に働き始めた作業者については累積100ミリシーベルトに変更した( http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T111102K0010.pdf )。(報道発表は12月16日)

 しかし一方で、高線量区域で原子炉の設備のトラブルに対応する労働者とすでに緊急作業に従事している労働者に対しては、特例として被曝上限を変更せず250ミリシーベルトのままにした。また、原子炉施設の冷却維持などの作業に欠くことのできない高度な専門知識をもつ東京電力社員約50名についても、2012年4月30日までの間、被曝限度を250ミリシーベルトとした。

 工程表のステップ2が終了しても、緊急作業が続く限り、100ミリシーベルトの線量限度が適用される。被曝限度の低減化が最重要課題であることには変わりはない。東京電力とプラントメーカーが策定する作業の種類と内容に応じた被曝線量、必要となる人数の見積もりとその妥当性が問われてくる。

 厚労省は8月31日、被曝線量250ミリシーベルトを引き下げるために、東京電力に対し/靴燭米睇被曝防護策、工程表ステップ2達成に必要な高線量作業の洗い出しとそれらに対する被曝低減措置、8胸厦Х屋内部等、線量が高いと見込まれる箇所の洗い出しおよびそれらに対する線量低減措置、について検討するよう指示した。

 それに対して東京電力は9月〜10月に3度「東京電力福島第一原発における緊急作業に係る高線量被曝作業の洗い出しおよび被曝低減対策に関する報告について」を厚労省に提出している。

 私たちは、厚労省への行政文書の開示を求め続けてきたが、12月22日にようやく開示された。東京電力やプラントメーカーからの報告書は、内容のほとんどが非開示とされ、内容は把握できない(図1)。

 世界中の人びとがこの福島第一原発事故の真の収束を願い、注目している。作業に携わる作業員の安全を祈り、見守っている。これらの作業内容や被曝低減対策などは断じて秘密にされることがあってはならない。

 厚労省は非開示にした部分について、「法人等に関する情報であって公にすることにより、当該法人の権利、競争上の地位、その他正当な利益を害するおそれがあるものについては、情報公開法5条2号に該当するため」としている。

 原発で働く労働者、住民の被曝、健康への影響を考慮することは、最優先されなければならない。隠されるべき理由はなにもない。

 今後の交渉のなかで、ステップ2以降の緊急作業やその他の作業における被曝線量と作業内容、場所、被曝低減対策を東京電力まかせにせず、その実態を明らかにしていかなければならない。

 現場で徹底した被曝低減対策を実行させるとともに、個人の被曝上限を低く抑えるためにも東京電力やプラントメーカーに必要な人員を確保させていく取り組みが求められている。

(渡辺美紀子)
図1 厚労省より開示された高線量被曝作業の洗い出しに関する報告書
図1 厚労省より開示された高線量被曝作業の洗い出しに関する報告書




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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2012/2/9 14:45:53 (5263 ヒット)

『原子力資料情報室通信』第452号(2012/2/1)より

食品中の放射性セシウム新基準値案
新基準値は安全か?
測定体制の強化と情報公開を求める


渡辺美紀子

 食品中の放射性セシウムの新たな基準値案が12月22日、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会で了承された(表1)。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001yw1j.html

 福島第一原発の事故後、厚労省が採用した暫定規制値は、2000年に原子力安全委員会が示した「飲食物摂取制限に関する指標」をそのまま流用したものだ。国際放射線防護委員会(ICRP)が示した値に準拠したきわめて高い値の設定(表1)で、年間被曝限度は5ミリシーベルトとされていた。

表1 食品中の放射性セシウムの基準

 新基準値案では、食品を食べることで内部被曝する線量限度を年間1ミリシーベルトとした。この判断の根拠は、食品の国際規格を作っているコーデックス委員会が提示している、介入免除レベルとして年間1ミリシーベルトを採用した基準をふまえたものだ。

 また飲料水については、世界保健機関(WHO)が基準としている被曝限度年間0.1ミリシーベルトを採用し、基準値を10ベクレル/kgとした。そして、食品の50%が汚染されていると仮定し、一般食品で残りの0.9ミリシーベルトを超えないように検討した(図1)。その上で、年齢別・男女別(妊婦含む)に10グループに分けて、グループの人たちが食べる食品の種類や平均的な摂取量をふまえ、計算している。

図1 一般食品の新基準値の考え方

 その結果、一般食品で最もきびしい規制が必要なのは成長期で摂取量が多い13〜18歳の男性で、120ベクレル/kgとなった。基準値はより安全側に切り下げ100ベクレル/kgとすることが適当であるとされた(表2)。

表2 年齢区分別の限度値(一般食品)

 年齢によるセシウムの影響については、ICRP72報の経口摂取に係る内部被曝線量係数を用いて計算しているらしいが、納得できるものではない。小さい子どもは食べる量が少ないから汚染濃度が高いものを食べてもよいという結果になっている。

 新たに食品群に加わった乳児用食品と牛乳については、一般食品の基準値100ベクレル/kgの半分の50ベクレル/kgと設定された。粉ミルクやベビーフードなど乳児向けの食品である「乳児用食品」と子どもの摂取量が特に多い「牛乳」については、子どもは放射線感受性が高いとされているため、「一般食品」の半分とされた。

 お茶や乾燥食品の検査方法について、お茶は「乾燥させた原材料の状態と飲用にする状態で形態が大きく異なる」として、お湯に入れた状態で検査し「飲料水」の基準値を適用する。乾燥シイタケなどは、原材料と水で戻して食べる状態の両方に対して「一般食品」の基準値を適用するとした。

 今後、文部科学省の放射線審議会に諮問し、国民からの意見募集などを経て、4月1日から施行される見通しとなっている。暫定規制値の検査をパスして流通しているコメや牛肉は、市場の混乱を避けるため経過措置として9月末日まで、大豆は12月末まで暫定規制値が適用されるという。

新基準値は安全か?

 新しい基準値は、暫定規制値よりきびしくなる。しかし、「放射線にはこれ以下なら安全」というしきい値はない。新基準値も安全とはほど遠いものだ。「流通する食品の汚染割合を一般食品については50%と仮定」しているが、こんな甘い仮定はとうてい許されるものではない。また、コメなどの主食は食べる量が多いので考慮が必要だ。福島県やその周辺の高濃度放射能汚染地域では、地元の生産物の汚染割合が高くなるので、抜き取り検査からもれて基準値を超える食品が出回る可能性も大きい。

 福島県など空間線量が高く、外部被曝の影響が大きい地域に住む人たちには、もっときびしい基準値が必要ではないか。

 食品の基準値は、放射線感受性の高い子どもや妊婦の安全を最優先に考え、よりきびしく設定すべきである。そのためには、厚労省が示した新しい基準値案を1桁くらい下げなければならない。

 そして、市民と生産者が食品の汚染状況・汚染傾向を正確に把握できるよう測定体制を強化することが、なによりも必要だ。測定の検出限界を1ベクレル/kgとして徹底的に調査し、測定結果と合わせて装置や時間など条件、検出限界値を明確にして公表する。各地に検出限界値1ベクレル/kgの正確に測定できる検査機関を設置し、流通する食品に測定結果とその検出限界値を表示する。流通業界ではもうすでに実行しているところもあるが、ベクレル数を表示して販売するなど消費者が選択できる体制が必要だ。学校給食の食材に測定もしないまま地産地消を押し付けるのではなく、汚染のない食材を提供する体制をつくることも求められている。畑についても土壌、水質の放射能検査をきめ細かに行ない、作付けができるかどうかを国が責任を持って早急に判断し、作付けできない場合は、生産者にその補償をする。これらの対策が早急に求められている。




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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2012/2/9 13:26:30 (2568 ヒット)

『原子力資料情報室通信』第452号(2012/2/1)より

福島原発、地震・津波・原発の複合災害に翻弄された記録
―政府の事故調査・検証委の中間報告―

原子力資料情報室・共同代表 山口幸夫

報告書ができるまで

 2011年の3・11東北地方太平洋沖地震によって引き起こされた東京電力・福島原発の事故について、政府の事故調査・検証委員会の中間報告書が2011年12月26日に公表された。本文が507ページ、資料編212ページという大部なものである。最終報告書は2012年夏頃を目指しているという。

 事故調査・検証委員会は今回の事故の原因と事故による被害の原因を究明するために、2011年5月24日の閣議決定によって設立された。国民の目線に立って開かれた中立的な立場から多角的に事故調査・検証を行い、被害の拡大防止及び同種事故の再発防止等に関する政策提言を行うことを目的にしている。(http://icanps.go.jp/post-1.html

 「失敗学」で知られる畑村洋太郎氏が委員長に任命され、委員会は全10名のメンバーから成る。さらに委員長の指名で2名の技術顧問が置かれた。事務局には、各省庁からの官僚のほかに社会技術論、原子炉過酷事故解析、避難行動等の専門家8名が選ばれた。それらの専門家を長とした「社会システム等検証チーム」、「事故原因等調査チーム」、「被害拡大防止対策等検証チーム」の3チームが設置されている。

 この委員会の特徴は、従来の原子力行政から独立した立場で、技術的な問題のみならず制度的な問題も含めた包括的な検討を行うことが任務であるとうたっている。

 委員会は8つの基本方針を示した。第一に畑村委員長の考えで進めるとし、第二に「子孫のことを考え、100年後の評価に耐えられるものにする」ことを掲げた。さらに、国民の疑問に答える、世界の人々の疑問に答える、起こった事象そのものを正しく捉える、起こった事象の背景を把握する、などの方針をあげている。

 委員会は関係者456名から総時間で900時間に上るヒアリングを行った。それらに基づいて、事故発生後の発電所における事故対処の経緯と実態、国・福島県・東京電力の対応、住民の避難と被曝などについて、精粗はあるものの、相当詳しく調査・検証が行われたことがうかがわれる。本報告書の特筆すべき点である。

報告書の内容

 それをひとことで言えば、巨大なエネルギーを人間が制御して利用できると思い込んだ集団が、いざというときに、ほとんど無力に近かったことが明らかになったということである。具体的に主な事例を列挙してみよう。

・ 地震に揺すられ、次にやってきた津波に襲われ、原子炉の中で何が起きているかを把握できなかった。1号機で非常用復水器(IC)が正常に作動していなかったことを認識できず、その後の炉心への素早い注水ができなかった。

・ 3月12日の1号機の原子炉建屋で水素爆発が起こった結果、混乱が増幅した。

・ 状況の推測と操作の誤りが続いたため、対応はすべて後手へ後手へとなった。

・ 情報が錯綜し、したがって、適切な判断ができず、東京電力のみならず官邸でも指揮系統が一貫しなかった。

・ 被害の拡大を防ぐための放射線の初期モニタリングに失敗した。

・ SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)が活用されなかった。そのために、住民に多大な犠牲を強いた。

・ オフサイトセンターが機能しなかった。右往左往した様子が明らかにされている。
 福島原発事故は未だ終息せず続いているが、報告書は中間報告の段階での問題点の指摘と提言を記した。主な内容を挙げる。

指摘

・ 津波・シビアアクシデント対策が不適切だった。それは、東京電力・保安院・関係学会などの原子力事業に関わる者の判断の甘さによる。

・ その甘さがどこからくるかといえば、自主保安に限界があり、規制機関の体制の不十分さがあり、専門分化・分業の弊害があるからである。

・ リスク情報を開示すると、それまでの情報の否定と受け取られかねないというパラドックスがある。

提言

・ 原子力安全規制機関を原子力推進機能から独立させ、透明性を持たせること。

・ 優秀な人材の確保と専門能力の向上を図ること。


1号機の非常用復水器が示す教訓

 最初に水素爆発した1号機には、他号機には設置されていない非常用復水器(Isolation Condenser、IC)というものがある。これは、原子炉内の圧力が高くなって爆発のおそれという危険な状態になると自動的に起動し、高い圧力の蒸気を原子炉の外へとりだし、熱交換によって水に戻すことで、原子炉内の圧力を下げる装置である。地震時に、このIC をめぐって運転員と東京電力の対策本部がどのように対処したか、報告書では詳しく検討されている。そして、この復水器の機能に支障をきたすような破断は、地震によってはなかったが、津波による全電源喪失によって機能不全に陥った、と結論する。

 だが、この装置については、「訓練、検査を含めてICの作動を長年にわたって経験した者は発電所内にはおらず、わずかにかつて作動したときの経験談が運転員間で口伝されるのみであったという。さらに、ICの機能、運転操作に関する教育訓練も一応は実施されていたとのことであるが、今回の一連の対処を見る限り、これらが効果的であったとは思われない」と報告書は明らかにしている。非常時において、炉心損傷を防ぐ手段として冷却を行うことは、何よりも優先事項のはずである。そのためのICの機能や取り扱い方法に関する社内の理解や運転習熟の現状がこのような状況であったことは、原発を運営する原子力事業者として極めて不適切であったと言うしかない、と東京電力を断罪しているのである。

 一般的に言って、技術が健全に存続できるためには、世代間できちんと伝承されることが必須の条件である。ましてや、原子力という危険を包含した技術の体系では、そのことは関係者間で特別きびしく自覚されねばならない。同時に、それが規制機関によって何重にも確認されていなければならない。はからずも、1号機のICが提示した教訓はきわめて大きいと言わねばならない。

地震動の影響

 中間報告では、M9.0という巨大地震が原子炉のシステムにどのような影響を及ぼしたかについては、きわめて不十分である。2、3、5号機の東西方向の最大加速度値は基準地震動(Ss)(1)にたいする最大加速度値を上回った。観測値と(基準値)は、それぞれ550ガル(438)、507(441)、548(452)である。くわしくは、今後の調査・検証に待ちたいが、新潟県中越沖地震における柏崎刈羽原発の前例を十分に踏まえる必要がある。柏崎刈羽原子力発電所の構造物、設備、機器などがM6.8 のその地震から受けた影響をどう判断するか、再開派と慎重派の専門家の間で見解が分かれたままになっている。このたびの地震は数分間にわたって強い揺れが続いた上、余震の回数も3月31日までに234回と、中越沖地震の場合にくらべて遥かに多かったのである。よほど慎重な検討が必要である。

 2号機について、東電がおこなった通り一遍の解析が記されている。原子炉圧力容器、格納容器、主蒸気系配管などの重要な機器や構造物に加わった荷重の計算値はいずれも評価基準値(2)を下回ったとしている。だが、この種の計算値は入力パラメータを少し変えればまるで変わってしまう。2号機は運転歴が37年の老朽化原発である。その事実をどのように考慮したのか、全く不明である。

100年後の評価に耐えるために、
技術者・科学者の倫理の問題


 報告書は提言のなかで、優秀な人材と専門能力の向上とを挙げている。だが、それだけでは、「原子力ムラ」が出来てしまうことを防ぐことはできない。「優秀」という表現の中には、技術者・科学者以前に人間として高い倫理感を持つことが含まれていなければならない。倫理観の欠如した専門家集団に、原子力の規制を期待することはできない。

 報告書では、「処遇条件の改善、職員が長期的研修や実習を経験できる機会の拡大、原子力・放射線関係を含む他の行政機関や研究機関との人事交流の実施など、職員の一貫性あるキャリア形成を可能とするような人事運用・計画の検討が必要である」と記述されているが、そういうレベルの問題ではあるまい。

 100年後の評価に耐える報告書を目指すならば、この問題に関する深い洞察と方針の提起が必要ではないか。いったんは国家が決めた原子力政策であっても、批判的に見直し、政策を修正・変更できるような人材を養成しなければならないと考える。私見では、大学などの専門家教育以上に、初等・中等教育にさかのぼって教育の本質という問題を考え直す必要に迫られているのである。夏を目指す最終報告書に大いに期待したいところである。

いくつもの事故調査委員会

 東京電力は2011年12月2日、全130ページの「福島原子力事故報告書(中間報告書)」を公にした。第一原発の1〜6号機、第二原発の1〜4号機について地震発生からの運転者としての対応を時系列で記述した。それをもとに、設備面の事象に焦点をあてて、そこから導きだされる技術的課題への対応を主にしたものである。

 問題の1号機のICについては、「手順書で圧力容器保護の観点から原子炉冷却材温度変化率が55℃/hを超えないように調整することとしており、また、手順書に基づき手動で適切な圧力制御を行っていることから、設備・操作とも問題はないと考える」と主張している。政府の事故調査・検証委員会と対立する主張である。また、確認できる格納容器外の部分を目視確認したところ、本体、配管等に損傷はなく、配管破断等で高圧蒸気が大量に噴出したような状態は認められなかった、としている。ICが機能喪失したのは津波に起因する電源喪失による、と言う点では変わらない。総じて、政府の事故調査・検証委員会の中間報告に比べて、東京電力の報告書は楽観的である。

 さる12月初めに発足した国会の事故調査委員会もこの夏を目途に報告書をまとめるという。民間の事故調査委員会も活動を始めた。これらによって事故原因の調査が進み、福島原発事故の原因が誰の目にも明らかにならなければならない。

 その結果を踏まえない限り、現在行われている原子力安全・保安院の「ストレステスト意見聴取会」で、定期点検後の原発の再稼働について保安院が判断をまとめ、原子力安全委員会が中心になって安全評価を判断するなどは論外である。過ちは繰り返してはならない。

(1)基準地震動Ss 施設の供用期間中に極めてまれではあるが発生する可能性があり施設に大きな影響を与えるおそれがあると想定することが適切な地震動。

(2)評価基準値 鉄筋コンクリート造耐震壁の終局せん断ひずみに2倍の安全率をもたせたもの。




原子力資料情報室通信とNuke Info Tokyo原子力資料情報室は、原子力に依存しない社会の実現をめざしてつくられた非営利の調査研究機関です。産業界とは独立した立場から、原子力に関する各種資料の収集や調査研究などを行なっています。
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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2012/1/23 11:14:03 (2807 ヒット)

福島現地と連帯して、徹底した被曝低減と健康手帳の交付を求めよう

第3回政府交渉

日時:2012年1月30日(月)13時
 
会場:衆議院第2議員会館 多目的会議室
   http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kokkaimap.htm

集合:12時30分 衆議院第2議員会館 ロビー

   12時45分〜 交渉の狙い等の簡単な打ち合わせ
   13時〜交渉
   15時〜その後、交渉のまとめと「新しい要請書」について意見交換

呼びかけ団体:双葉地方原発反対同盟、原水爆禁止国民会議、原発はごめんだ!ヒロシマ市民の会、反原子力茨城共同行動、原子力資料情報室、ヒバク反対キャンペーン

私たちは、「労働者と住民の健康と安全を守り、生じた被害は補償することを求める」取り組みを、福島をはじめ各地から約3000名の賛同を得て、進めてきました。
その結果、内閣府原子力被災者生活支援チームから「国としては、原子力被災者の健康の確保について、最後の最後まで、国が前面に立ち責任を持って対応してまいる所存です。」との文書回答を引き出すことができました。しかし実際には、被曝低減のための措置、国の責任による健康手帳の交付、生涯にわたる健康保障、被害者の生活保障などの具体的な施策はほとんど進んでいません。

交渉では、これまでの取組みを引き継ぎ、新たな課題も含めて政府を追及します。
詳細は質問書を参照:
【質問書PDFダウンロード】

1.県民健康管理調査の全県民を対象とする行動調査の回収率が低い(11月30日現在18%)ことに対して、安心のためを主目的としたことが根本原因であると指摘し、県民に対して「国策として原発を推進してきた国が責任を持って、生涯にわたり県民の健康を保障する」と表明し、健康管理ファイルに明記すること、国の責任による「健康手帳の交付、生涯にわたる県民健康管理と医療費の無料化、生活保障」を求めます。

2.福島復興再生特措法に、原発を推進した国の責任を明記し、国の責任による「徹底した被曝低減、健康手帳の交付、生涯にわたる健康管理、医療費の無料化、被害者の生活保障」等の措置を盛り込むことを求めます。福島県は「原子力災害による被災地域の再生に関する特別法について(平成23年8月)」の中で、「県民の健康影響の防止に関する措置、継続的な健康管理、放射線被曝に起因すると思われる健康被害が将来発生した場合の保健・医療および福祉にわたる総合的な援護措置」をあげています。

3.国の除染方針では福島県の100万人以上が2年後でも年間1mSv以上の環境で生活することになることを示し、生活環境を早急に年1mSv以下に低減することを、そのための工程表を示すことを、求めます。更に、移住希望者には国と東電の責任で支援・補償することを求めます。

4.消費者も生産者も事故の被害者であるとの立場を基本に、放射線感受性が高い子供や妊婦をベースに食品基準を厚労省案の10分の1以下に厳しく設定すること、検出下限値10Bq/kg以下の検査機器を配置するなど検出下限値の低い食品の汚染検査体制をつくり、流通食品に検査結果とその検出下限値を表示すること、学校給食に汚染のない食品を提供すること、食品汚染の徹底調査、きめ細かな土壌・水質調査と国の責任で作付の可否を判断し作付不可の場合は生産者の補償を行うことを求めます。

5.緊急作業者が他の被曝労働に従事する場合に線量の合計に年50mSv限度を適用しない通達の廃止をもとめます。さらに、50mSv超の緊急作業者にのみ「手帳」を交付し離職後も健康診断を行う厚労省の指針に対して、「人体が受ける線量が電離則に定める限度以下であっても、確率的影響の可能性を否定できない」とする厚労省の見解(平成13年3月30日付け基発253号)にも反して不当であると指摘し、全ての被曝労働者への健康管理手帳の交付と離職後も含め生涯にわたるがん検診を含めた健康診断の実施、すべてのがんおよび放射線起因性のある疾病を労災対象とすることを法令に明記すること、を求めます。



■2011年12月21日に行った政府交渉
 http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1255

■2011年10/7, 8/23に行った政府交渉の映像
 http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1205

■福島第一原発:3月から9月末の総被曝線量は198.5人シーベルト
 http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1250
 ※『原子力資料情報室通信』第450号(2011/12/1)より交渉のポイント等


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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2012/1/9 23:08:10 (4586 ヒット)

【VIDEO】http://www.ustream.tv/recorded/19677262



2012年1月10日(火)19:00〜下記の通りUstream中継を行います。
Ustream中継画面

●テーマ:政府事故調査・検証委員会の中間報告を読む

●お話:後藤政志さん(元原子炉格納容器設計技師、博士(工学) NPO APAST理事長)

 ・blog 後藤政志が語る、福島原発事故と安全性
  http://gotomasashi.blogspot.com/
 ・APAST facebook
  https://www.facebook.com/APAST.jp
 ・後藤政志さん著書
  → 「原発をつくった」から言えること (わが子からはじまる クレヨンハウス・ブックレット003)
  → 『福島原発事故はなぜ起きたか』(井野博満・後藤政志・瀬川嘉之 藤原書店)

2012年最初のCNIC-Ustreamです。
ゲストに後藤政志さんをお招きし、下記内容についてお話をうかがいます。
ぜひご覧ください。

昨年末(12月26日)、東京電力福島第一原子力発電所に関する政府の事故調査・検証委員会(委員長:畑村洋太郎東大名誉教授)の中間報告が公表されました。
http://icanps.go.jp/post-1.html
事故に対する、政府、原子力安全・保安院、東京電力等の対応、放射能の放出、被曝予測システム(SPEEDI)データの隠蔽、後手後手の避難対策等々、今回の事故について、安全神話にとらわれ、住民の安全確保をないがしろにした実態など、様々な問題が指摘されています。
しかしこの報告で、事故の本当の原因が、究明されたのでしょうか。
何がまだ分かっていないのか、調査の問題点はないのか、後藤政志さんにお話していただきます。

Ustream中継画面はこちらhttp://www.ustream.tv/channel/cnic-news

中継の開始時間が遅れる可能性があります。ご了承下さい。
終了後にアーカイブをご覧いただけますのでご利用ください。

Ustream中継画面 CNIC映像アーカイブブログ CNIC公式twitter CNIC Facebookページ

  



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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2011/10/25 15:52:18 (8072 ヒット)

【議員勉強会&記者レクチャーのおしらせ】

政府・東京電力の福島第一原発事故報告批判
 ― 何故地震の可能性を排除するのか ―

日時:2011年10月26日(水)13:00〜15:00

場所:衆議院第2議員会館第1会議室(地下1階)
   http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kokkaimap.htm


福島第一原子力発電所の事故原因について、東京電力は、「地震による大きな損傷は確認されていない」としています。
いままでに公開されたプラントデータは非常に限られたものですが、原子力プラントの専門家に、事故原因の実相を読み解いていただきます。


報告:
田中三彦さん(サイエンスライター)
「地震動による冷却材喪失事故の可能性」

渡辺敦雄さん(沼津工業高等専門学校特任教授)
「Mark-騎頁射憧錣砲ける水力学的動荷重問題」

後藤政志さん(元原子力プラント設計技師)
「格納容器の機能喪失ー地震で圧力抑制機能が失われる可能性ー」

会合には、市民も参加可能です。
参加ご希望の方は、衆議院第2議員会館ロビーで入館証を受け取り、入館してください。
入館証の配布は12:45頃からを予定しています。
事前申込の必要はありません。

当日の会合は、インターネット中継(CNIC-Ustream)を予定しております。Ustream中継画面

●中継画面はこちら: http://www.ustream.tv/channel/cnic-news


■問い合わせ先
原子力資料情報室(担当:澤井・永井)
cnic[アットマーク]nifty.com
TEL:03-3357-3800




同日(2011/10/26)のイベント

●2011/10/26 9:00〜
新大綱策定会議(第8回)

http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1223

●2011/10/26 13:00〜
 【議員勉強会&記者レクチャー】政府・東京電力の福島第一原発事故報告批判

 ― 何故地震の可能性を排除するのか ―
 詳細:http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1215
★CNICチャンネルでUstream中継します
中継画面:http://www.ustream.tv/channel/cnic-news

●2011/10/26 13:30〜
 福島原発震災情報連絡センター設立総会

 詳細:http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1224
★CNICチャンネルでUstream中継します
中継画面(CNIC News 2): http://www.ustream.tv/channel/cnic-news-2

●2011/10/26 17:30〜
総合資源エネルギー調査会基本問題委員会(第2回会合)

http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1217
会議の様子は(株)ドワンゴ( http://live.nicovideo.jp/ )よりインターネット中継される予定です。


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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2011/10/20 15:55:51 (2297 ヒット)

2011/10/21(金)20:00頃より下記テーマにてUstream中継いたします。
Ustream中継画面
内容:地震によるスロッシングについて

解説:後藤政志さん(元原子炉格納容器設計技師、博士(工学))

10月26日午後、衆議院第二会館にて行う、福島原発事故と地震の話に関連して、スロッシングとは何かということについて事前の説明を行います。

●中継画面はこちら: http://www.ustream.tv/channel/cnic-news

◆10/26 13:00〜【議員勉強会&記者レクチャー】
政府・東京電力の福島第一原発事故報告批判 ― 何故地震の可能性を排除するのか ―
http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1215


中継の開始時間が遅れる可能性があります。ご了承下さい。
終了後にアーカイブをご覧いただけますのでご利用ください。

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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2011/10/13 14:15:58 (3299 ヒット)

【VIDEO】
http://www.ustream.tv/recorded/17845750


本日(2011/10/13)16:00頃より下記テーマにてUstream中継いたします。
直前のお知らせで申し訳ありません。
Ustream中継画面

2011年10月13日(木)16:00〜

テーマ:『3号機の爆発は水素爆発か?』

解説:後藤政志さん(元原子炉格納容器設計技師、博士(工学))

水素が約4%以上、酸素が約5%程度あると、水素が燃焼する。水素と酸素が混合した状態で火がつくと、爆発的に燃焼する。これを爆燃(デフラグネーション)といい、火炎の速度が亜音速の場合に生じる。
さらに水素濃度が濃くなると、火炎の速度が音速を超え、衝撃波が発生する。これを爆轟(デトネーション)という。
3号機のように大規模な爆発が起きたことは、爆轟(デトネーション)が発生したものと思われる。
なお爆燃から爆轟に移行することがあるがこれをDDT(爆燃ー爆轟遷移)といい、燃焼する火炎の中に突起物などを入れると爆轟に遷移することがある。
格納容器の水素対策について、簡単に解説する。

●中継画面はこちら: http://www.ustream.tv/channel/cnic-news

中継の開始時間が遅れる可能性があります。ご了承下さい。
終了後にアーカイブをご覧いただけますのでご利用ください。

Ustream中継画面 CNIC映像アーカイブブログ CNIC公式twitter


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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2011/9/15 14:42:14 (662778 ヒット)

被ばくを避けるために
放射線被ばくを考える

 ★ ★ ページを移動しました ★ ★
放射線測定結果のページを移動しました。
今後は下記ページからのお知らせとなります。
http://cnic.jp/modules/dose/
 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

※最終更新履歴
9/30 11:00



4/13 21:30 コメント追記
3月11日以前は当室で定期的に測定しておりませんでしたが、室内で0.06〜0.07μSV/hが平常値でした。同じ場所での測定値の変化を比べる必要があります。

4/13 11:00 コメント追記
自治体が発表している日々の環境放射線量と当室が測定している数値に大きく差があることについて、多くのお問合せがよせられています。
これは主として土・コンクリートの中に含まれている天然のウラン238トリウム232カリウム40などの量が同じ東京都内でも違うため、それらの放射性物質から放出される天然放射線の影響により、測定値に差がでるものと考えられます。

当室のホームページに『放射能ミニ知識』を掲載していますので参照ください。
放射能ミニ知識

3/25 13:30 コメント追記
屋外での測定値が高くなっているのは、やはり福島原発からの放射性物質の影響もあるものと思われます。

3/21 11:30 コメント追記
屋外での測定値が高くなっています。これは雨のために普段から自然界にあるラドンの影響が出てきているためで、原発に起因するものではないと思われます。



原子力資料情報室(東京都新宿区)での放射線の測定結果

使用している機器はALOKA γSURVEY METER TCS-171
単位はマイクロシーベルト/時

2011/3/14
    事務所窓際 μSv/h
10:00 0.06-0.09
10:40 0.05-0.08
11:00 0.06-0.08
11:30 0.06-0.10
12:00 0.05-0.10

2011/3/15
08:30 0.06-0.10
09:00 0.09-0.13
09:30 0.09-0.14
10:30 0.17-0.21
11:00 0.10-0.11
11:30 0.07-0.09
12:00 0.08-0.09
13:00 0.06-0.09
13:30 0.06-0.09
16:00 0.09-0.09
16:30 0.06-0.08
17:00 0.05-0.09
17:30 0.05-0.11
18:00 0.12-0.13

以降、屋外での測定も開始
(左数値:室内、右:屋外)

2011/3/15
20:00 0.19-0.21  0.63-0.65

2011/3/16
10:00 0.06-0.08  0.10-0.12
11:00 0.05-0.08  0.09-0.10
12:00 0.07-0.09  0.10-0.11
14:00 0.06-0.07  0.06-0.11
15:00 0.07-0.08  0.10-0.11
16:00 0.07-0.08  0.10-0.11
17:00 0.07-0.08  0.10-0.11
18:00 0.08-0.11  0.10-0.11
20:00 0.06-0.07  0.09-0.10
21:00 0.07-0.08  0.09-0.10
23:00 0.07-0.09  0.09-0.11

2011/3/17
02:00 0.07-0.09  0.09-0.11
10:00 0.07-0.08
14:00 0.07-0.08  0.09-0.11
17:00 0.07-0.08  0.09-0.10
20:00 0.06-0.08  0.09-0.10
23:00 0.07-0.08

2011/3/18
10:00 0.07-0.08   0.09-0.10
12:00 0.07-0.08   0.08-0.09
15:00 0.07-0.08  0.09-0.10
19:00 0.07-0.08  0.06-0.10

2011/3/19
00:00 0.07-0.08  0.09-0.10
08:00 0.05-0.12
12:00 0.06-0.10
13:00 0.07-0.08
14:00 0.07-0.08
15:00 0.07-0.08
17:00 0.06-0.08  0.08-0.09
20:00 0.07-0.08  0.09-0.10
21:00 0.07-0.08
23:00 0.07-0.08  0.08-0.09

2011/3/20
00:00 0.07-0.08
13:00 0.05-0.07  0.08-0.09
14:30 0.07-0.08  0.09-0.10
15:30 0.07-0.08  0.09-0.10
16:30 0.07-0.08  0.09-0.10
17:30 0.07-0.08  0.09-0.10
18:00 0.07-0.08  0.09-0.10
19:00 0.07-0.08  0.09-0.10
21:30 0.07-0.08  0.08-0.09

2011/3/21
11:30 0.08-0.09  0.20-0.21
13:00 0.07-0.09  0.20-0.21
15:00 0.07-0.08  0.22-0.23
16:00 0.08-0.09  0.22-0.23
17:00 0.08-0.09  0.24-0.26
19:00 0.08-0.09  0.23-0.25
21:00 0.08-0.09  0.24-0.26

2011/3/22
11:00 0.08-0.09  0.21-0.23
13:00 0.08-0.09  0.24-0.25
14:30 0.07-0.08  0.24-0.25
15:30 0.08-0.09  0.27-0.28
16:30 0.08-0.09  0.28-0.29
18:00 0.08-0.09  0.25-0.26
20:00 0.08-0.09  0.25-0.26
21:00 0.08-0.09  0.22-0.24
22:00 0.08-0.09  0.28-0.29

2011/3/23
00:00 0.09-0.10  0.27-0.28
10:00 0.08-0.09  0.22-0.24
11:30 0.06-0.07  0.31-0.32
12:00 0.07-0.08  0.30-0.31
13:00 0.09-0.10  0.30-0.31
14:00 0.08-0.09  0.30-0.31
15:00 0.09-0.10  0.30-0.31
16:00 0.09-0.10  0.28-0.29
17:00 0.07-0.08  0.27-0.28
18:00 0.08-0.09  0.28-0.29
19:00 0.08-0.09  0.24-0.25
23:00 0.08-0.09  0.27-0.28

2011/3/24
11:00 0.09-0.10
12:00 0.09-0.10  0.24-0.26
13:00 0.09-0.10
14:00 0.08-0.09  0.24-0.25
16:00 0.08-0.10
17:00 0.09-0.10  0.23-0.25
20:00 0.09-0.10  0.25-0.26
22:00 0.09-0.10  0.24-0.25

2011/3/25
10:00 0.09-0.10
12:00 0.09-0.10

以降、近くの公園での測定も開始
左から室内、屋外(コンクリート)、屋外(土+芝生の上)

2011/3/25
13:00 0.09-0.10  0.22-0.24  0.31-0.32
15:30 0.09-0.10  0.22-0.24  0.28-0.29
17:30 0.09-0.10  0.21-0.22  0.28-0.29
18:30 0.09-0.10  0.22-0.24  0.27-0.28
22:00 0.09-0.10  0.23-0.25

2011/3/26
13:00 0.09-0.10  0.22-0.23  0.26-0.27
15:00 0.09-0.10  0.22-0.23  0.26-0.27
18:00 0.09-0.10  0.22-0.23  0.27-0.28
21:00 0.09-0.10  0.22-0.23

2011/3/27
15:00 0.09-0.10
18:00 0.09-0.10  0.22-0.23  0.25-0.26

2011/3/28
10:00 0.08-0.09  0.20-0.21  0.24-0.25
13:30 0.09-0.10  0.20-0.21
16:00 0.09-0.10  0.20-0.21
17:00 0.09-0.10  0.20-0.211  0.23-0.24

2011/3/29
10:00 0.09-0.10  0.19-0.20  0.23-0.25
12:00 0.09-0.10  0.19-0.20  0.23-0.25
13:00 0.09-0.10  0.19-0.20  0.23-0.24

2011/3/30
11:00 0.07-0.08  0.17-0.18  0.20-0.22
13:00 0.07-0.08  0.17-0.18  0.19-0.20
15:00 0.07-0.08  0.17-0.18  0.20-0.21
16:00 0.07-0.08  0.18-0.19  0.21-0.23
17:00 0.07-0.08  0.17-0.18  0.19-0.20
19:00 0.07-0.08  0.18-0.19 
20:00 0.08-0.09  0.18-0.19
22:00 0.08-0.09  0.15-0.16

2011/3/31
10:00 0.09-0.10  0.17-0.18  0.21-0.22
13:00 0.08-0.09  0.21-0.22  0.20-0.21
14:00 0.10-0.11  0.17-0.18  0.19-0.21
16:00 0.06-0.09  0.16-0.17  0.19-0.20
18:00 0.08-0.09  0.18-0.19  0.17-0.20
22:00 0.09-0.10

2011/4/1
12:00 0.07-0.09  0.16-0.17  0.17-0.18
14:00 0.08-0.09  0.16-0.17  0.19-0.20
16:00 0.08-0.09  0.16-0.17  0.19-0.20
18:00 0.07-0.08  0.17-0.18  0.19-0.20
21:00 0.08-0.09  0.17-0.18

2011/4/2
14:00 0.09-0.10  0.17-0.18  0.18-0.19
19:00 0.08-0.09

2011/4/3
12:00 0.08-0.09  0.18-0.19

2011/4/4
10:30 0.09-0.10  0.16-0.17
12:00 0.07-0.08  0.15-0.16  0.18-0.19
14:00 0.08-0.09  0.15-0.16  0.17-0.18
16:00 0.07-0.08  0.16-0.17  0.18-0.19

2011/4/5
15:30 0.10-0.11  0.16-0.17  0.18-0.19
20:00 0.07-0.11  0.12-0.16  0.14-0.18

2011/4/6
11:00 0.07-0.08  0.15-0.16  0.16-0.17
14:00 0.07-0.08  0.16-0.17  0.16-0.17
17:00 0.08-0.09  0.16-0.17
20:00 0.07-0.12  0.12-0.15  0.17-0.19

2011/4/7
09:30 0.09-0.10
14:00 0.08-0.09  0.15-0.16  0.16-0.17
16:00 0.08-0.09
18:00 0.08-0.09  0.15-0.16  0.16-0.17
23:00 0.09-0.10

2011/4/8
11:00 0.08-0.09  0.16-0.17  0.16-0.17
12:00 0.07-0.08  0.15-0.16  0.15-0.16
13:00 0.07-0.08  0.16-0.17  0.15-0.16
14:00 0.08-0.09  0.14-0.15  0.13-0.15
16:00 0.08-0.09  0.15-0.16  0.14-0.16
18:00 0.07-0.08  0.14-0.15  0.14-0.15

2011/4/9
11:00 0.09-0.10  0.14-0.15  0.15-0.16
13:00 0.09-0.10  0.14-0.15  0.14-0.15

2011/4/11
10:00 0.08-0.09  0.15-0.16  0.15-0.16
11:00 0.07-0.08  0.15-0.17  0.15-0.16
12:00 0.07-0.09  0.16-0.17  0.14-0.15
14:00 0.06-0.07  0.15-0.16  0.15-0.16
16:00 0.06-0.07  0.14-0.15  0.14-0.15
18:00 0.06-0.07  0.17-0.18  0.16-0.17

2011/4/12
10:00 0.08-0.09  0.15-0.16  0.15-0.16
11:00 0.07-0.08  0.14-0.16  0.13-0.14
13:00 0.07-0.08  0.14-0.15  0.13-0.14
15:00 0.06-0.07  0.14-0.15  0.13-0.14
17:00 0.08-0.09  0.15-0.16  0.13-0.14
22:00 0.08-0.09

2011/4/13
10:00 0.08-0.09  0.15-0.16  0.14-0.15
12:00 0.08-0.09  0.14-0.15
21:30 0.08-0.09  0.15-0.16

2011/4/14
09:30 0.09-0.10  0.16-0.17
12:00 0.07-0.08  0.14-0.15  0.13-0.14
13:00 0.07-0.09  0.14-0.15  0.13-0.14
15:00 0.09-0.10  0.14-0.15  0.13-0.14
18:00 0.08-0.09  0.14-0.15  0.13-0.14

2011/4/15
10:00 0.08-0.09  0.13-0.14
12:00 0.08-0.09  0.14-0.15  0.13-0.14
14:00 0.08-0.09  0.14-0.15  0.13-0.14
16:00 0.07-0.08  0.14-0.15  0.13-0.14
18:00 0.07-0.08  0.14-0.15  0.13-0.14

2011/4/18
11:00 0.08-0.09  0.14-0.15  0.13-0.14
13:00 0.08-0.09  0.14-0.15  0.12-0.13
15:00 0.07-0.08  0.15-0.16  0.12-0.13
17:00 0.07-0.08  0.14-0.15  0.12-0.13

2011/4/19
13:00 0.08-0.09  0.13-0.14  0.12-0.13
20:00 0.08-0.09  0.15-0.16

2011/4/20
10:00 0.08-0.09  0.13-0.14  0.12-0.13
12:00 0.07-0.08  0.13-0.14  0.12-0.13
14:00 0.07-0.08  0.14-0.15  0.12-0.13
16:00 0.08-0.09  0.14-0.15  0.11-0.12
17:00 0.07-0.09  0.14-0.15  0.13-0.14
20:00 0.08-0.09  0.13-0.14

左から室内、屋外(コンクリート)、屋外(土+芝生の上)、屋外(土+芝生の上の地表近く)

※室内、屋外(コンクリート)、屋外(土+芝生の上)での測定は地上1mでの測定です。

2011/4/21
11:00 0.09-0.10  0.13-0.14  0.12-0.13  0.19-0.20
13:00 0.09-0.10  0.14-0.15  0.13-0.14  0.16-0.16
15:00 0.09-0.10  0.14-0.15  0.12-0.13  0.18-0.19
19:00 0.08-0.09  0.14-0.15

2011/4/22
11:00 0.11-0.13

2011/4/25
10:30 0.07-0.08  0.14-0.15  0.11-0.13  0.17-0.19
12:00 0.07-0.08  0.13-0.14  0.11-0.12  0.19-0.21

2011/4/26
10:30 0.07-0.08  0.13-0.14  0.11-0.12  0.17-0.18

2011/4/27
11:00 0.08-0.09  0.13-0.14  0.11-0.21  0.17-0.18
13:00 0.08-0.09  0.13-0.14  0.12-0.13  0.19-0.20
15:00 0.08-0.09  0.13-0.14  0.12-0.13  0.19-0.20
17:00 0.07-0.09  0.13-0.14  0.11-0.12  0.17-0.18
19:00 0.07-0.08  0.12-0.13

2011/4/28
17:00 0.08-0.09  0.11-0.12  0.10-0.11  0.16-0.17

2011/5/2
10:00 0.07-0.08  0.14-0.15  0.11-0.12  0.16-0.18
12:00 0.07-0.08  0.13-0.14  0.11-0.12  0.21-0.22
14:00 0.07-0.08  0.12-0.13  0.12-0.13  0.17-0.18
18:00 0.07-0.08  0.14-0.15

2011/5/3
17:00 0.08-0.09  0.13-0.14  0.12-0.13  0.16-0.18

2011/5/6
14:00 0.07-0.08  0.12-0.13
18:00 0.07-0.08  0.13-0.14  0.11-0.12  0.16-0.17
20:00 0.07-0.08  0.12-0.13  0.11-0.12  0.16-0.17

2011/5/9
11:30 0.07-0.08  0.12-0.13
13:00 0.07-0.08  0.12-0.13  0.11-0.12  0.16-0.18
15:00 0.07-0.08  0.13-0.14  0.10-0.11  0.17-0.18
17:00 0.07-0.08  0.13-0.14  0.11-0.12  0.16-0.17

2011/5/10
13:00 0.07-0.08  0.12-0.13  0.11-0.12  0.15-0.16

2011/5/13
13:00 0.07-0.08  0.11-0.12  0.11-0.12  0.14-0.15

2011/5/16
15:30 0.06-0.07  0.11-0.12  0.01-0.12  0.16-0.17

2011/5/17
11:00 0.07-0.08  0.13-0.14  0.11-0.12  0.17-0.18
13:00 0.07-0.08  0.13-0.14  0.10-0.11  0.16-0.17
15:00 0.07-0.08  0.12-0.13  0.11-0.12  0.16-0.17

2011/5/18
12:00 0.06-0.07  0.12-0.13  0.11-0.12  0.15-0.16

2011/5/19
13:00 0.06-0.07  0.12-0.13  0.11-0.12  0.14-0.15

2011/5/20
11:00 0.07-0.08  0.12-0.13  0.10-0.11  0.16-0.17
13:00 0.07-0.08  0.13-0.14  0.11-0.12  0.16-0.17

2011/5/23
12:00 0.07-0.08  0.12-0.13  0.11-0.12  0.16-0.17
14:00 0.07-0.08  0.13-0.14  0.11-0.12  0.16-0.17
16:00 0.07-0.08  0.12-0.13  0.11-0.12  0.15-0.16
18:00 0.07-0.08  0.10-0.11  0.11-0.12  0.15-0.16

2011/5/24
13:00 0.07-0.08  0.12-0.13  0.11-0.12  0.14-0.15

2011/5/26
13:30 0.06-0.08  0.11-0.13  0.11-0.13  0.14-0.16

2011/5/27
12:00 0.06-0.07  0.11-0.12  0.10-0.11  0.13-0.14

2011/5/30
13:00 0.07-0.08  0.11-0.12  0.10-0.11  0.15-0.16
15:00 0.07-0.08  0.12-0.13  0.10-0.11  0.15-0.16
17:00 0.07-0.08  0.12-0.13  0.10-0.11  0.15-0.16
19:00 0.06-0.07  0.09-0.10  0.10-0.11  0.13-0.14

2011/5/31
15:00 0.06-0.07  0.11-0.12  0.10-0.11  0.13-0.14

2011/6/1
10:00 0.07-0.08  0.12-0.13  0.09-0.10  0.15-0.16
11:00 0.07-0.08  0.10-0.11  0.10-0.11  0.16-0.17
13:00 0.07-0.08  0.11-0.12  0.10-0.11  0.16-0.17

2011/6/3
12:00 0.07-0.08  0.11-0.12  0.10-0.11  0.13-0.14

2011/6/6
11:00 0.07-0.08  0.11-0.12  ----------  0.15-0.16

2011/6/8
11:00 0.07-0.08  0.11-0.12  0.10-0.11  0.15-0.16
13:00 0.07-0.08  0.12-0.13  0.10-0.11  0.14-0.15
15:00 0.07-0.08  0.12-0.13  0.10-0.11  0.14-0.15
17:00 0.07-0.08  0.11-0.12  0.10-0.11  0.14-0.15

2011/6/13
11:00 0.07-0.08  0.12-0.13  0.11-0.12  0.14-0.15
13:00 0.07-0.08  0.12-0.13  0.11-0.12  0.15-0.16
18:30 0.07-0.08  0.11-0.12  0.11-0.12  0.15-0.16

2011/6/15
21:00 0.08-0.09  0.11-0.12  0.10-0.11  0.14-0.15

2011/6/16
13:00 0.07-0.08  0.11-0.12  0.10-0.11  0.15-0.16
15:00 0.07-0.08  0.11-0.12  0.10-0.11  0.15-0.16
17:00 0.07-0.08  0.11-0.12  0.10-0.11  0.15-0.16

2011/6/17
13:30 0.06-0.07  0.12-0.13  0.11-0.12  0.17-0.18

2011/6/20
12:00 0.07-0.08  0.11-0.12  0.09-0.10  0.15-0.16
14:00 0.07-0.08  0.11-0.12  0.10-0.11  0.14-0.15
16:00 0.07-0.08  0.11-0.12  0.10-0.11  0.15-0.16
18:00 0.07-0.08  0.11-0.12  0.10-0.11  0.15-0.16

2011/6/21
18:00 0.06-0.07  0.11-0.12  0.09-0.10  0.12-0.13

2011/6/22
15:00 0.05-0.06  0.11-0.12  0.10-0.11  0.12-0.13

2011/6/23
12:00 0.07-0.08  0.10-0.11  0.10-0.11  0.12-0.13
15:00 0.07-0.08  0.12-0.13  0.10-0.11  0.15-0.16

2011/6/24
11:00 0.06-0.07  0.10-0.11  0.10-0.11  0.15-0.16
13:00 0.06-0.07  0.10-0.11  0.10-0.11  0.15-0.16

2011/6/27
16:00 0.06-0.07  0.10-0.11  0.10-0.11

2011/6/29
13:00 0.07-0.08  0.10-0.11  0.10-0.11  0.15-0.16
15:00 0.07-0.08  0.11-0.12  0.09-0.10  0.14-0.15

2011/6/30
13:00 0.07-0.08  0.12-0.13  0.10-0.11  0.15-0.17

2011/7/1
18:00 0.07-0.08  0.11-0.12  0.10-0.10  0.14-0.15

2011/7/4
11:00 0.07-0.08  0.10-0.11  0.10-0.11  0.15-0.16
13:00 0.07-0.08  0.10-0.11  0.10-0.11  0.15-0.16
15:00 0.06-0.07  0.10-0.11  0.10-0.11  0.14-0.15

2011/7/6
13:00 0.08-0.09  0.12-0.13  0.11-0.12  0.14-0.15
14:00 0.06-0.07  0.12-0.13  0.10-0.11  0.13-0.14

2011/7/8
10:30 0.07-0.08  0.10-0.11  0.10-0.11  0.14-0.15
13:00 0.07-0.08  0.10-0.11  0.10-0.11  0.15-0.16
17:00 0.07-0.08  0.10-0.11  0.09-0.10  0.14-0.15

左から室内、屋外(コンクリート)、屋外(土+芝生の上)、屋外(土表面)

2011/7/11
11:00 0.07-0.08  0.10-0.11  0.09-0.10  0.14-0.15
14:00 0.07-0.08  0.10-0.11  0.10-0.11  0.15-0.16
16:00 0.07-0.08  0.10-0.11  0.09-0.10  0.14-0.15

2011/7/15
11:00 0.06-0.07  0.10-0.11  0.10-0.11  0.15-0.16
13:00 0.06-0.07  0.09-0.10  0.09-0.10  0.14-0.15

2011/7/25
12:00 0.07-0.08  0.10-0.11  0.10-0.11  0.14-0.15
14:00 0.06-0.07  0.10-0.11  0.09-0.10  0.14-0.15
16:00 0.06-0.07  0.10-0.11  0.09-0.10  0.14-0.15
18:00 0.06-0.07  0.09-0.10  0.10-0.11  0.15-0.16

2011/8/2
19:30 0.06-0.07  0.11-0.12  ---------  0.15-0.16

2011/8/8
12:00 0.07-0.08  0.11-0.12  0.10-0.11  0.14-0.15
14:00 0.07-0.08  0.10-0.11  0.09-0.10  0.14-0.15

2011/8/12
16:00 0.07-0.08  0.10-0.11  0.10-0.11  0.14-0.15

2011/8/15
10:30 0.06-0.07  0.09-0.10  0.09-0.10  0.14-0.15

2011/8/18
11:00 0.07-0.08  0.10-0.11  0.10-0.11  0.14-0.15
14:00 0.07-0.08  0.10-0.11  0.09-0.10  0.14-0.15

2011/8/25
11:00 0.07-0.08  0.09-0.10  0.09-0.10  0.14-0.15
13:00 0.06-0.07  0.09-0.10  0.10-0.11  0.14-0.15
15:00 0.07-0.08  0.09-0.10  0.09-0.10  0.14-0.15

2011/8/29
11:00 0.07-0.08  0.10-0.11  0.10-0.11  0.13-0.14
13:00 0.06-0.07  0.10-0.11  0.09-0.10  0.13-0.14
15:00 0.07-0.08  0.09-0.11  0.09-0.10  0.14-0.15

2011/9/7
15:00 0.07-0.07  0.11-0.12  0.10-0.11  0.13-0.14

2011/9/8
10:00 0.07-0.08  0.09-0.10  0.09-0.10  0.13-0.14
13:00 0.07-0.08  0.09-0.10  0.09-0.10  0.13-0.14
17:00 0.07-0.08  0.09-0.10  0.09-0.10  0.14-0.15

2011/9/15(※この日の測定器はHORIBA PA-1000)
11:00 0.06-0.07  0.09-0.10  0.08-0.09  0.13-0.14
13:00 0.06-0.07  0.09-0.10  0.08-0.09  0.13-0.14


※以下、使用している機器はALOKA γSURVEY METER TCS-171

2011/9/21
14:00 0.07-0.08  0.10-0.11  0.10-0.11  0.15-0.16

2011/9/27
11:00 0.07-0.08  0.08-0.09  0.09-0.10  0.11-0.12

2011/9/28
11:00 0.07-0.08  0.11-0.12  0.09-0.10  0.11-0.12

2011/9/29
11:00 0.07-0.08  0.11-0.12  0.09-0.10  0.11-0.12

2011/9/30
11:00 0.07-0.08  0.09-0.10  0.10-0.11  0.13-0.14

 ★ ★ ページを移動しました ★ ★
放射線測定結果のページを移動しました。
今後は下記ページからのお知らせとなります。
http://cnic.jp/modules/dose/
 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★



原子力資料情報室からのメッセージ(4)、クリックで本文へ

→原子力資料情報室からのメッセージ(3)(2011/3/20)
→日本政府への申し入れ(2011/3/18)はこちら
→原子力資料情報室からのメッセージ(2)(2011/3/18)はこちら
→原子力資料情報室からのメッセージ(1)(2011/3/15)はこちら


原子力資料情報室(東京都新宿区)での放射線の測定結果
 → 被ばくを避けるために
 → 放射線被曝を考える


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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2011/9/9 11:34:59 (6676 ヒット)

東京電力は、事故原因究明のためにすべての資料を公開すべきだ
― 東京電力が衆院特別委員会に提出した「切り貼り」と「黒塗り」の「事故時運転操作手順書」等について ―


 衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会(川内博史委員長)は9月7日、東京電力福島第1原発1号機の「事故時運転操作手順書」等を記者会見し公開した(下記アドレスでからダウンロードできます)。これは同特別委員会が8月26日、経済産業省を通じて東京電力に提出を求めたものだ。公開された「事故時運転操作手順書」なるものは、原子炉スクラム時の主蒸気隔離弁閉止後の非常用復水器とサプレションプール冷却モードの部分だけを切り貼りしたA4の1ページ、さらにほとんど全部をマスキング(黒塗り)した12ページ分である。

 これらの書類には、以下の注意書き添えられている。
「本ドキュメントには、東京電力株式会社またはその他の企業の秘密情報(未特許出願発明、ノウハウ等)が含まれている可能性があります。当社の許可なく本ドキュメントの複製物を作成すること、ならびに本ドキュメントの内容を第三者に開示、公開する行為を禁止します。東京電力株式会社 原子力運営管理部」
提出された資料から読み取れる情報はほとんどなく、東京電力は公開出来ない理由を「公開」したのである。

 同委員会は、別に「シビアアクシデント(過酷事故)発生時の手順書」についても提出を求めているが、東京電力は「安全確保」、「企業秘密」、「核物質防護上の問題」等を理由に、公開そのものを拒んでいる。同委員会は9日までに開示するよう再度要求している。同委員会は、9月6日の資料請求に対する東京電力の回答も同時に公開した。

 このような資料の提出は、「公開」の名に値する物ではない。福島第一原発の冷却材喪失事故の原因究明は、多角的な調査・研究によって検証する必要がある。原因究明のための大きな障壁は、このような東京電力の秘密主義にあると言わざるをえない。


■「1号機」事故時運転操作手順書(2010年1月16日)(102)
http://cnic.jp/files/20100106tepco_102.pdf

■「福島第一原子力発電所の事故原因の検証に必要な資料の提出について(平成23年9月6日付)」に対する回答について
http://cnic.jp/files/20110906tepco.pdf


■衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会の資料提出要求について(原子力安全・保安院)

*東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故時運転操作手順書の提出について(要請)(2011/8/30公表)
http://www.meti.go.jp/press/2011/08/20110830009/20110830009.html


*東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故原因の検証に必要な資料の提出について(要請)(2011/9/7公表)
http://www.meti.go.jp/press/2011/09/20110907005/20110907005.html


■関連報道
*毎日新聞(2011/9/8 )
http://mainichi.jp/select/today/news/20110908k0000m040109000c.html

*共同通信(2011/9/8 )
http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011090701001015.html


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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2011/8/16 12:19:30 (2146 ヒット)

本日(2011/8/16)15:00頃〜 Ustream中継を行います。

佐藤和良さん(いわき市議会議員/ 脱原発福島ネットワーク世話人)をお招きし、現地の状況をお話いただきます。

中継の開始時間が遅れる可能性があります。ご了承下さい。
終了後にアーカイブをご覧いただけますのでご利用ください。

●中継画面はこちら: http://www.ustream.tv/channel/cnic-news

●CNIC公式Twitter:@CNICJapan

●これまでの中継アーカイブを順次こちらのブログにまとめています。
 http://cnic-movie.blogspot.com/



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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2011/8/15 11:24:38 (1804 ヒット)

本日(2011/8/15)17:00頃〜 Ustream中継を行います。

テーマ:苛酷事故について

後藤政志さん(元原子炉格納容器設計技師、博士(工学))からマーク橘簑蠅亡悗垢襯灰瓮鵐箸鬚い燭世ます。

中継の開始時間が遅れる可能性があります。ご了承下さい。
終了後にアーカイブをご覧いただけますのでご利用ください。

●中継画面はこちら: http://www.ustream.tv/channel/cnic-news

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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2011/7/27 14:58:14 (2973 ヒット)

本日(2011/7/27)18:00頃よりUstream中継を行います。

ゲスト:伊東良徳(弁護士)
テーマ:全交流電源喪失は津波が原因か?

中継終了後にアーカイブをご覧いただけますのでご利用ください。

●中継画面はこちら: http://www.ustream.tv/channel/cnic-news

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原子力資料情報室公式twitterです

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原子力資料情報室(東京都新宿区)での放射線の測定結果
 → 被ばくを避けるために
 → 放射線被曝を考える


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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2011/7/27 0:41:26 (1776 ヒット)

2011/7/26ゲストをお招きしストレステストについてお話しを伺いました。

ゲスト:元格納容器設計技師 渡辺敦雄さん、田中三彦さん、後藤政志さん

テーマ:ストレステストについて

アーカイブ映像(76分)
http://www.ustream.tv/recorded/16252646

★videoアーカイブ★
こちらのブログに順次アーカイブをまとめています
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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2011/7/19 20:14:44 (21324 ヒット)

『原子力資料情報室通信』第445号(2011/7/1)より

【PDFダウンロード】

“想定外”のためなら何でもする 東電、「シミュレーション解析」騙しのテクニック

田中三彦(サイエンスライター)

可能性が高い、1号機「冷却材喪失事故」

 国と東電が、できることなら永遠に遠ざけておきたい話は、東電・福島第一原発1〜3号機の重要な設備や機器が、“想定外”の大津波とは無関係に、「地震動」によって重大な損傷を負ったとすることだ。なぜなら、もし福島第一原発1〜3号機のいずれか一つにおいてでも、たとえばなにがしかの重要な配管が地震動で破損し、その破損部から冷却材が格納容器に噴出するような「冷却材喪失事故」(LOCA)が起きていたことがわかれば、「原発中枢構造の耐震脆弱性」という、地震国日本の原発の安全性を根底から揺るがす深刻な問題が浮上するからだ。そしてそうなれば、津波対策と電源対策を既存の原発の運転再開・運転継続の条件としている現政府の基本方針が根本的な見直しをせまられるだろうし、中部電力・浜岡原発を動かすことは、事実上永久にできなくなるだろう。
 しかし、いつまでも事実を覆い隠すことはできまい。これまでに東電が公表してきた各種データから判断するかぎり、少なくとも1号機に関しては、地震発生時に原子炉系配管が冷却材喪失事故を起こした可能性がきわめて高い。図1は、5月16日に東電が公表したデータをもとに、地震発生後の1号機の「原子炉水位」(核燃料頂部「TAF」(注1)までの水位)の変化と、「格納容器の圧力」(注2)の変化とを、一つの図に収めて描いたものである。この図を使いながら、私が推測している福島第一原発1号機の大まかな「冷却材喪失事故シーケンス」を以下に記す(注3)


(注1)
 Top of Active Fuelの略記

(注2)
 東電は格納容器(ドライウェルならびに圧力抑制室)の圧力のデータだけ、大気圧成分を含めた「絶対圧」を使って公表しているが、構造強度上問題になるのは、絶対圧から大気圧成分を差し引いた「ゲージ圧」であるので、本図ではゲージ圧を使用している。

(注3)
 この冷却材喪失事故シーケンスの詳しい記述は、石橋克彦氏編『原発を終わらせる』(岩波新書・7月20日刊行予定)の第1章を参照願いたい。


 地震発生前にはTAFの約5メートル上にあった原子炉水位が、地震動によってなにがしかの「原子炉系配管」(原子炉を出入りする主蒸気管、主給水管、再循環系配管、ECCS系配管、などをまとめてこう呼ぶことにする)が破損し、その破損部から冷却材が漏れはじめたため、地震発生から6時間44分経過した11日午後9時30分にはTAFまでわずか45センチのところまで降下した(図1〇仮函法
 通常運転中の格納容器の圧力はほぼ大気圧である(ただし、内部の気体は空気ではない。水素爆発が起きないように窒素ガスが封入されている)。しかし地震直後に配管破損部から、圧力7MPa(約70気圧)の冷却材が大量に噴出しはじめ、格納容器の圧力と温度がじょじょに上昇し、地震発生から11時間44分経過した12日午前2時30分には、格納容器の圧力は設計圧力――約0.4MPa(約4気圧)――を大きく超えて、0.74MPa(約7.4気圧)になった(同∋仮函法
 一方、東電公表データから、ほぼ同時刻の12日午前2時45分までに、原子炉圧力は0.8MPa(約8気圧)まで降下していたことがわかっている。つまり、この頃には原子炉圧力と格納容器の圧力がほぼ等しくなったため、配管破損部からの冷却材の噴出にブレーキが掛かり、その先数時間、原子炉水位はほとんど変化していない(同参照)。
 しかし、格納容器の圧力が設計圧力を大きく超えたことから、格納容器最上部にある「上蓋」のボルト接合部(フランジ部)から水蒸気が漏出しはじめ、それに伴って格納容器の圧力がじょじょに降下しはじめた(同せ仮函法
 そのため原子炉圧力と格納容器圧力のバランスが崩れ、配管破損部からふたたび冷却材が噴出しはじめ、原子炉水位が降下した(同セ仮函法その結果、核燃料棒が水面より上に大きく露出し、最終的にその大半が溶融した。また「ジルコニウム・水蒸気反応」により原子炉内に発生した大量の水素が、配管破損部から水蒸気とともに格納容器に噴出し、その後、軽い水素は格納容器上部に向かい、最終的に上蓋フランジ部からオペレーションフロアに漏出した。
 かくして、12日午後3時36分、オペレーションフロアで水素爆発が起こった。
図1 原子炉水位の変化と格納容器(ドライウェル)圧力の変化


事故の最大の謎
――格納容器の圧力はなぜ設計圧力を超えたか?


 福島第一原発1号機の事故推移データの中でもっとも不可解なのは、なぜ格納容器の圧力が設計圧力(約0.4MPa/約4気圧)を大きく超えて、0MPaから一気に0.74MPa(約7.4気圧)まで上昇したかである(図2参照)。それは福島第一原発1号機事故の最大の「謎」と言っても過言ではない。なぜなら、格納容器の設計圧力は、原子炉系配管のうち最大口径の配管(実際には再循環出口配管のこと)が、瞬間的にギロチン破断した場合に生じると理論的に推定される最大の過渡圧力に、少しの安全余裕を加えて設定されているからだ。
 3月11日の地震時に、再循環出口配管のような大口径配管がギロチン破断したとは思えない。もしそんな大規模冷却材喪失事故(大LOCA)が起きていたら、風呂の栓が抜けたように原子炉水位はあっという間に降下するはずだが、そのような現象は起きていない。私が推測しているLOCAは、少なくとも最初はかなり地味だ。なにがしかの原子炉系配管にまず比較的小さなひび割れが生じ、そこから冷却材が噴出しはじめ、その後じょじょにひび割れが拡大し、それに伴い噴出する量も増える――そのような感じの、小規模ないし中規模LOCAである。しかしもしそうだとするとなおのこと、地震発生後わずか半日で、“なぜ”格納容器の圧力は設計圧力を超えるほど“異常に”上昇したのだろうか?
図2 格納容器の圧力の'異常な'上昇

Mark-I型格納容器の「未解決問題」

 福島第一原発1〜5号機で使われているいわゆる「Mark-I型格納容器」は、すでに1970年代前半に、米GEの技術者たちから“欠陥格納容器”として内部告発されていた。このことは福島原発事故直後からしばらくの間、テレビ、新聞、雑誌などで頻繁に報じられた。付け加えれば、3人のGEの技術者の告発論文は、1977年半ばに故・高木仁三郎氏により、4回に分けて翻訳されている(『技術と人間』1976年6月号〜9月号)。
 GEの技術者らが提起した問題は、その後米原子力規制委員会(NRC)によって“Unresolved
Safety Issue“(「未解決の安全問題」)と名付けられ、1980年、それに対する技術的指針が示されている。では、その未解決の安全問題とはいったい何か?
 ふたたび図2を参照してもらいたい。配管が破断して冷却材喪失事故が起きると、破断部(図2の右の図のB点)から大量の水蒸気がドライウェルに噴出し、その蒸気が猛烈な勢いで圧力抑制室に向かう。圧力抑制室の中に入った大量の蒸気はいったん「リングヘッダー」という環状の管寄せに案内されるが、その後「ダウンカマー」という多数の管を通して圧力抑制室の水の中に導かれる。すると蒸気が水になることで体積凝縮が起こり、圧力が抑制される。
 だが、じつはこのように水蒸気がダウンカマーを通って水の中に入る“前”に、格納容器を満たしていた窒素ガスがまずダウンカマーから水中に激しく押し出される。窒素ガスは水に溶けないため、ダウンカマーを出た瞬間、窒素ガスは水の中で大きく膨らむ(スウェリング現象)。そのために圧力抑制室内の大量の水が激しく上下左右に揺れる。その結果、場合によっては、ダウンカマーの先端が水面より上に出てしまい、水蒸気がうまく水の中まで誘導されず、圧力抑制室上部の空間に放出されてしまう。そうなると、体積凝縮が起きないので、格納容器の圧力は下がらない(圧力抑制機構の機能喪失)。
 あるいは、こうした一連の激しい水の振動のために、ダウンカマーやリングヘッダーそのものが壊れ、その結果、圧力抑制機構がまったく機能しなくなる可能性もある。このような「水力学的動荷重」によって引き起こされる圧力抑制室の構造強度の問題や抑制機能喪失の問題が、「未解決の安全問題」である。
 福島第一原発事故の場合、この水力学的動荷重にさらに「地震動」という別の荷重が加わるから、問題はさらに深刻だ。つまり、圧力抑制室内の大量の水(1号機の場合は1750トンの水)が、本震や余震時にバシャバシャと激しく揺れ動いたはずだから(スロッシング現象)、圧力抑制機構がうまく機能しなかったり、ダウンカマーやリングヘッダーが損壊したりしたかもしれない。
  以上に関しては、6月10日に放映された原子力資料情報室のUstreamで、元東芝の格納容器設計者の渡辺敦雄氏(現・沼津高専特認教授)が詳しく解説されているので、ぜひご覧頂きたい。
http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1124


シミュレーション解析、騙しのテクニック

 配管破損による冷却材喪失事故が起きて大量の水蒸気が格納容器(ドライウェル)に噴出し、圧力抑制室に向かったが、水力学的動荷重や地震時のスロッシングによって構造物が破壊されたり圧力抑制機能が喪失したりした結果、水蒸気の体積凝縮が起こらず、格納容器の圧力が0.74MPa(約7.4気圧)まで上昇した、というのが、“1号機事故の最大の謎”に対する答えであるように思える。
 一方、5月15日の日曜日、東電は緊急記者会見を開き、「シミュレーション解析」を行った結果、1号機はかなり早い時期に「メルトダウン」(東電はこの言葉を、溶けた燃料棒が炉底に落ちる、という意味で使っているようだ)が起きたと説明した。
 東電が言わなくてもメルトダウンが起きたことは誰が考えても明らかだったが、東電がついにそれを“公式”に認めたということからか、いまもなおこのメルトダウン会見は一般の人びとにかなり肯定的、好意的に受け取られているようだ。しかしあの記者会見は明らかに東電の“罠”である。多くの人びとがその罠にはまっている。シミュレーション解析というものは、解析条件(つまり入力データ)次第で結果はどうにでも変わる。しかし、東電がいわば“超特急のメルトダウン”を認めたということに人びとは驚き、どのような条件下でシミュレーション解析が行われたのかを問う人は、ほとんどいない。
 繰り返し述べれば、1号機の事故プロセスの最大の謎は、なぜ格納容器の圧力が0.74MPa(約7.4気圧)まで上昇したかである。東電も当然、まずLOCAを考えたはずだ。何がどうなると格納容器の圧力が0.74MPaまで上がるかをいろいろ考えたはずだ。解析者の頭の中を、Mark
-I型圧力容器の「未解決の安全問題」が過ぎったはずだ。地震時のスロッシングの問題も過ぎったにちがいない。しかし、こうしたことをシミュレーション解析で扱うわけにはいかない。もしそれを扱えば、それは「地震」を問題にしたことになるからだ。もしそれでうまくシミュレーションできたりしたら、いまでも全国で10のMark-I型格納容器が使われているから(東電・福島原発を除く)、ただちに大問題になってしまう。
 東電が行ったシミュレーション解析には、地震による影響はいっさい考慮されていない。では、東電はどのようにして格納容器の“異常な”圧力上昇をシミュレーション解析で実現したのだろうか。図3と図4にその答えがある。図3を見ると、原子炉水位が猛スピードで落ちている(そうなるように入力条件を設定しているからだが、紙幅の関係で詳しい説明を省く)。そうなると、燃料棒は早々とメルトダウンするだろう。実際、図4を見ると、地震発生から約15時間後に「RPV破損」と記されている。つまり、メルトダウンが起きて原子炉圧力容器の“どこかに”穴が開いたのだ。
 その結果、その穴から、メルトダウンが進行している原子炉圧力容器内部の高温、高圧のガスが、猛烈と格納容器に噴出する。そのため格納容器の圧力が急上昇する(図4参照)――これが東電のシミュレーションの騙しのテクニックだ。
 超特急メルトダウンという目眩ましを使い、地震問題を巧みに覆い隠した“悪しきシミュレーション”以外の何物でもない。原子炉の水位の実測値と解析結果の度し難い解離が、そのなによりの証拠である。

図3
図3
図4
図4





原子力資料情報室通信とNuke Info Tokyo原子力資料情報室は、原子力に依存しない社会の実現をめざしてつくられた非営利の調査研究機関です。産業界とは独立した立場から、原子力に関する各種資料の収集や調査研究などを行なっています。
毎年の総会で議決に加わっていただく正会員の方々や、活動の支援をしてくださる賛助会員の方々の会費などに支えられて私たちは活動しています。
どちらの方にも、原子力資料情報室通信(月刊)とパンフレット(一年あたり数冊)を発行のつどお届けしています。

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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2011/7/19 19:06:48 (1720 ヒット)

本日(2011/7/19)は20:00頃〜Ustream中継を行う予定です。
※中継の開始時間が前後する可能性がございます。ご了承ください。

20:00頃〜
内容:圧力容器破損後の溶融デブリの挙動について

解説:後藤政志さん(元原子炉格納容器設計技師、博士(工学))、




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★最近のアーカイブ
2011/7/10 公開フォーラム「福島原発の真実」
http://cnic-movie.blogspot.com/2011/07/2011710_13.html

2011/7/13 CNIC Ust 高速増殖炉もんじゅについて CNIC共同代表伴英幸 53分
http://cnic-movie.blogspot.com/2011/07/2011713-cnic-ust-cnic.html

2011/7/13 ストレステストについて 後藤政志氏 83分
http://cnic-movie.blogspot.com/2011/07/2011713.html

2011/7/15 CNIC Ust 沸騰水型炉BWRについて 原子力資料情報室 上澤千尋 77分
http://cnic-movie.blogspot.com/2011/07/2011715-cnic-ust-bwr-77.html




原子力資料情報室(東京都新宿区)での放射線の測定結果
 → 被ばくを避けるために
 → 放射線被曝を考える


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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2011/7/15 18:14:51 (2736 ヒット)

【VIDEO】2011/7/15 沸騰水型炉BWRについて 原子力資料情報室 上澤千尋
http://www.ustream.tv/recorded/16006484


本日(2011/7/15)は19:00頃〜Ustream中継を行う予定です。
※中継の開始時間が前後する可能性がございます。ご了承ください。

19:00頃〜
内容:原子炉基礎講座:BWR(沸騰水型原子炉)について

解説:上澤千尋(原子力資料情報室)




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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2011/7/13 12:38:22 (2050 ヒット)

本日(2011/7/13)は17:00頃〜と20:00頃〜Ustream中継を行う予定です。
※中継の開始時間が前後する可能性がございます。ご了承ください。

17:00頃〜
内容:高速増殖炉もんじゅについて
解説:伴英幸(原子力資料情報室)

20:00頃〜
内容:ストレステストについて
解説:後藤政志さん(元原子炉格納容器設計技師、博士(工学))




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原子力資料情報室(東京都新宿区)での放射線の測定結果
 → 被ばくを避けるために
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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2011/7/8 21:52:54 (7707 ヒット)

★公開フォーラムはUstream/CNICチャンネルで中継いたします。
 中継画面: http://www.ustream.tv/channel/cnic-news

柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会

公開フォーラム 『 福島原発震災の真実 』

< 2011/7/10(日)日本科学未来館にて >



 3月11日の東北地方太平洋沖地震によって発生した「福島原発震災」は、いまだに収束の兆しが見えず、影響の深刻化、長期化が避けられない状況になっています。
 東京電力は、”想定外の津波”による電源喪失が原因であったと強調していますが、それは、懸念されていた「過酷事故」を起こしてしまったことへの責任逃れと、津波対策と非常用電源の補強をすれば、日本の他の原発は安全である、という言い訳づくりのための方便と言わざるを得ません。
 私たち、「柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会(柏崎刈羽・科学者の会)」は、2007年7月の新潟県中越沖地震で、柏崎刈羽原発が被災した際、政府と東京電力が、科学的な検証に着手する前から、設計上の想定を大幅に上回る地震に見舞われた原発の「再稼働」を大前提としていたことを問題視し、科学者・技術者の立場から、政府や新潟県での検証に対して、専門的な情報提供、問題提起などを行ってきました。
 今回の「福島原発震災」についても、東京電力や政府からの情報開示が極めて不十分な状況の中で、「柏崎刈羽・科学者の会」の関係者が、原発の設計などにかかわってきた専門の立場から、事故の分析や市民への情報提供に努めてきました。
 この公開フォーラムでは、私たちが入手しうるかぎりの最新情報をもとに、「福島原発震災」の実情を一般のみなさんにもわかりやすく解説するとともに、福島以外の原発の危険性についても議論を深めていきたいと考えています。たくさんの方々のご参加をお待ちしております。


・日時 2011年7月10日(日) 10:30〜18:00

・プログラム 下記をご覧下さい

・会場 日本科学未来館 みらいCANホール(約300席)
    JR新橋駅から新交通ゆりかもめ「船の科学館駅」
    下車、徒歩約5分
    http://www.miraikan.jst.go.jp/guide/route/

・参加費 1,000円(資料代)

・主催 柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会

・協力 原子力資料情報室、高木学校、高木仁三郎市民科学基金

参加申込み
多数の方の参加が予想されますので、事前に E-mail( kk-heisa●takagifund.org )またはFax(03-3358-7064)にお申し込み下さい。(●を@に変えて送信してください)
*申込多数の場合は、ご参加を受付できないことがあります。)

・問合せ
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-21 戸田ビル4階
柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会 
事務局長 菅波 完
E-mail  kk-heisa●takagifund.org (●を@に変えて送信してください)
Tel 070-5074-5985 Fax 03-3358-7064
http://kkheisa.blog117.fc2.com/

※ なお、当日の運営スタッフも募集しています。
  可能な方は、kk-heisa●takagifund.org にご連絡下さい。(●を@に変えて送信してください)
  



柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会
公開フォーラム 『 福島原発震災の真実 』

〜〜〜〜〜〜〜〜 プログラム 〜〜〜〜〜〜〜〜

※プログラムの内容および時間配分などは、福島原発の状況等によって変更になる可能性もありますので、ご了承下さい。

10:15 開場  10:30 開会

◆セッション1.「福島原発でなにがおこったのか」
  
 メインスピーカー:田中三彦(サイエンスライター、元原子圧力容器設計者)
          伊東良徳(弁護士、六ヶ所村核燃サイクル訴訟弁護団)
 コメンテーター :後藤政志(元東芝、原子炉格納容器設計者)
        小倉志郎(元東芝、原発技術者)

12:30−13:30  <昼食休憩>

◆セッション2.「放射線被曝の現状」
  
 メインスピーカー:阪上 武(福島老朽原発を考える会)
 コメンテーター :崎山比早子(元放射線医学総合研究所主任研究官、高木学校)

◆セッション3.「いま改めて問う、日本の原発の危険性」

 ・地震の問題  :石橋克彦(神戸大学名誉教授)
 ・老朽化の問題 :上澤千尋(原子力資料情報室)
 ・電力会社・政府の姿勢
  −新潟県中越沖地震後の柏崎刈羽原発の検証を振り返って−
         :金子貞男(長岡市在住、原発からいのちとふるさとを守る
               県民の会)

◆セッション4.全体討論
  
18:00  閉会 


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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2011/7/4 20:04:03 (2379 ヒット)

本日(2011/7/4)は20:00頃〜Ustream中継を行います。
※中継の開始時間が前後する可能性がございます。ご了承ください。

内容:原子炉基礎講座・原子炉の炉型について

お話:後藤政志さん(元原子炉格納容器設計技師、博士(工学))




中継終了後にアーカイブをご覧いただけますのでご利用ください。

●中継画面はこちら: http://www.ustream.tv/channel/cnic-news

★本日(7/4)ジャーナリスト 山本知佳子さんにチェルノブイリ当時のドイツの様子をおうかがいしました。
 事前のお知らせができず申し訳ございません。アーカイブを下記リンクからご覧いただけます。
 http://www.ustream.tv/recorded/15792497


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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2011/6/30 16:05:10 (2118 ヒット)

本日(2011/6/30)は16:30頃〜Ustream中継を行います。
※中継の開始時間が前後する可能性がございます。ご了承ください。

内容:この夏、東京電力の電気は足りないのか?

出演:西尾漠(原子力資料情報室・共同代表)





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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2011/6/28 18:43:41 (2126 ヒット)

【VIDEO】2011/6/28 CNIC News 後藤政志さん&高橋健太郎さん ベントについて
http://www.ustream.tv/recorded/15673339



本日(2011/6/28)は19:00頃〜Ustream中継を行います。
※中継の開始時間が前後する可能性がございます。ご了承ください。

内容:ベントについて

出演:後藤政志さん(元原子炉格納容器設計技師、博士(工学))、澤井正子(原子力資料情報室)

ゲスト:高橋健太郎さん





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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2011/6/22 16:33:24 (1901 ヒット)

本日(2011/6/22)16:40過ぎ〜より崎山比早子先生(高木学校、元放射線医学総合研究所主任研究官、医学博士)による放射線解説Ust中継を行継を行う予定です。
直前のお知らせで申し訳ございません。
中継終了後にアーカイブをご覧いただけますのでご利用ください。





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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2011/6/21 18:54:03 (2006 ヒット)

中継中のつぶやきをまとめました→ http://togetter.com/li/152590

【VIDEO】2011/6/21 CNIC News 福島原発事故シナリオ 田中三彦さん 1/2
http://www.ustream.tv/recorded/15523194


【VIDEO】2011/6/21 CNIC News 福島原発事故シナリオ 田中三彦さん 2/2
http://www.ustream.tv/recorded/15524200


本日(2011/6/21)は20:00過ぎ頃〜田中三彦さん(サイエンスライター)による東京電力・福島原発事故解説のUstream中継を行う予定です。

※中継の開始時間が前後する可能性がございます。ご了承ください。






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投稿者: ゲスト 投稿日時: 2011/6/20 18:18:01 (2091 ヒット)

【VIDEO】2011/6/20 CNIC News 東京電力福島原発解説 後藤政志氏

http://www.ustream.tv/recorded/15504758


本日(2011/6/20)は20:00過ぎ頃〜Ustream中継を行う予定です。

※中継の開始時間が前後する可能性がございます。ご了承ください。

内容:事故調査は何をすべきか

解説:後藤政志さん(元原子炉格納容器設計技師、博士(工学))





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