2009/09/11

六ヶ所:使用済燃料によって汚染された放射性廃棄物の仮置き問題に関する議員ヒアリング[2009/9/11]【終】

六ヶ所再処理工場の使用済み燃料貯蔵施設(燃料貯蔵プール)で、大量の放射性廃棄物がビニール袋に入れられたまま、施設の中で放置状態であることが明らかになりました。その量は200リットルのドラム缶で約8100本分に相当するとされています。これらの「使用済み燃料によって汚染された物(日本原燃)」は、木材、紙、作業着、ウェス、塩化ビニル類、鉄材、アルミ類、フィルタ、コンクリート類等で、施設の補修工事、定期検査等で発生するあらゆる種類の可燃性、難燃性、不燃性の放射性廃棄物で、法律で厳重に保管することが義務づけられているものです。これらの放射性廃棄物がビニール袋に詰められ施設のあちらこちらに山積みされた状態で(下記資料参照)、一番古いものは約8年間も放置されていた模様です。放射性廃棄物のこのような杜撰な管理が、なぜ長期間許されてきたのでしょうか。

この問題について、原子力安全・保安院の議員ヒアリングが下記の日程で開催されます。参加員数確認のため、参加ご希望の方は原子力資料情報室までご連絡をお願いいたします。

原子力資料情報室
TEL.03-3357-3800 FAX.03-3357-3801
cnic[アットマーク]nifty.com

日本原燃の報告書
『再処理事業所再処理施設における使用済み燃料によって汚染された物の取り扱いについて(報告)』
www.jnfl.co.jp/event/090907-1a.pdf


使用済燃料によって汚染された放射性廃棄物の仮置き問題に関する議員ヒアリング

日時:9月11日(金)13:00~15:00【終】

場所:衆議院第2議員会館第3会議室
   http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kokkaimap.htm

出席:
近藤正道議員、他
原子力安全・保安院


【東奥日報】2009年9月7日(月)原燃「問題との認識なかった」
www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090907225005.asp

【デーリー東北】2009年9月7日(月)保安院に改善策報告/仮置き常態化で原燃
www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/kakunen/news/news2009/kn090908a.htm

▼以下 日本原燃の報告書 www.jnfl.co.jp/event/090907-1a.pdf より抜粋