アレバ社が製造したMOX燃料が日本の原子炉に使われることについて、アレバ・ジャパン代表へ送った書簡

さる7月21日、アレバ社が製造したMOX燃料が日本の原子炉に使われることについて我々の失望と憂慮を表明するために、アレバ・ジャパン代表宛に書簡を送りましたので、以下に掲載いたします。

 

アレバ・ジャパン 代表
President and Managing Director of AREVA Japan.
105-0001 Toranomon, Minato-ku, Tokyo 1-chome, 16-4

2016年7月21日

Frédéric Patalagoity 様、

 

 

アレバ社が製造したMOX燃料が日本の原子炉に使われることについて我々の失望と憂慮を表明するために書簡を差しあげます。

ご承知のように、今年の1月28日に日本、特に関西電力に供給されたプルトニウムMOX燃料に関して、品質管理における詳細データを求める書簡を差しあげました(添付しております)。しかし、これに対するご返事はまだいただいておりません。

ご存知のように、伊方原発3号機は近々にも再稼働される予定です。2009年にア レバ社が供給した16体のMOX燃料集合体 (輸送された21体のうちの)が原子炉に装荷されています。高浜に供給された燃料と同様、伊方で使用されるMOX 燃料の安全性について、熱的安定性に関連する品質保証の問題を含め、大きな疑惑があります。

アレバ社からの応答がないことからも明らかであるように、原発の基本的な安全性に係る事項が不透明であることに、私たちは危惧をいだいています。アレバ社が直面している前例のない経営危機のこの時期に、原発の安全性に関する情報を提供しないことは公共の利益に反することであり、ビジネス行為としても受け入 れがたいことです。私たちは再度、アレバ社が関西電力の高浜原発3、4号機な らびに伊方原発3号機に供給したMOX 燃料集合体の品質管理データの即時公開を 求めます。

敬意を込めて

 

 

Shaun Burnie
Senior Nuclear Specialist,
Greenpeace Germany,
Tokyo

Aileen Mioko Smith
Executive Director,
Green Action
Kyoto

 

Hideyuki Ban Co-Director,
Citizens’ Nuclear Information Center
Tokyo

 

Hideyuki Koyama
Director,
Osaka Citizens Against the Mihama, Ohi and Takahama Nuclear Power Plants (Mihama-no-Kai)
Osaka

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