2013/04/06

4/6 4・9 反核燃の日全国集会

○日時

2013年4月6日(土)
14:00~ 集会とデモ
16:00~ 原水禁全国交流集会(講師:海渡雄一/場所:リンクステーションホール青森

○場所

青い森公園(青森市・青森県庁横)

○集会の趣旨

 昨年の3.11東京電力福島第一原発事故により、原発・核燃料サイクル政策は大きく変貌しなければなりません。しかし、再処理政策については、昨年9月、六ケ所村が採択した「再処理中止なら核燃料廃棄物・海外変化員高レベル廃棄物全量撤去」の意見書に屈した民主党政権は、「2030年代に原発は0を目指すが再処理政策は継続する」という矛盾した政策をとることとなった。
 さらに、自民党の政権復帰により、「2030年代原発ゼロ政策」そのものを変更し、再び原発をエネルギー政策の柱に据えようという動きが強まってきている。
 しかし、福島第一原発事故は未だ復旧せず、福島県内外に16万人もの方が避難を余儀なくされている現状は全く変わっていません。さらに原子力規制委委員会が行なっている活断層調査により、日本の原発サイトが再処理工場を含む原子力施設の周辺には、活断層だらけということが明らかになりました。
 こうした状況の中で、日本原燃は今年10月にも再処理工場を完成させようとしています。抽出したプルトニウムの使い道もなく、巨額の費用もかかる危険な再処理工場を止めるために、第28回「4・9反核燃の日全国集会」に結集しましょう。

○主催

第28回4・9反核燃の日全国集会実行委員会
(原水爆禁止日本国民会議 青森県反核実行委員会 核燃サイクル阻止一万人訴訟原告団 核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会 原子力資料情報室)

○連絡先

青森県反核実行委員会(tel:017-776-5665)

○反核燃の日とは

1985年4月9日、青森県は県議会全員協議会を開き「核燃サイクル施設受け入れ」を決定しました。電事連からの要請からわずか9か月という短期間に、県民の十分な議論も安全性の確認もない中での決定でした。私たちは、北村正哉県知事(当時)に「立地受け入れを拒否する」よう要請するとともに、「立地の諾否は県民投票で決めるべき」として「県条例制定」の直接行動を起こし93,600人の署名を集めました。しかし知事は、この運動のさなかに立地受け入れを強行しました。以後、私たちは4月9日を「反核燃の日」と定め、毎年「怒りの行動」を行なっています。