パンフ『止めよう!再処理 やめよう!プルトニウム利用』

パンフレット===================================

『止めよう!再処理 やめよう!プルトニウム利用』

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【現在品切れとなっております 2006/4/14記】

澤井正子・西尾漠 著

発行:原子力資料情報室/原水爆禁止日本国民会議
A5×48頁・600円

ご注文は原子力資料情報室(下記)へ

[注]
原子力資料情報室会員(正会員・賛助会員)の皆様には04年6月初頭発行予定の『原子力資料情報室通信』360号に1冊同封してお送りいたしますのでご注文の必要はございません

もくじ
1 いま六ヶ所再処理工場では
2 工場全体を汚染する前に
3 再処理工場は危険がいっぱい
4 使いみちのないプルトニウム
5 増える放射能ごみ
6 不良債権の責任は誰がとる
7 MOX工場も中間貯蔵施設もいらない
8 いま選択のとき

「はじめに」より
 時代は脱原発の時代に入っています。放射能汚染の未来へのツケ回し、西欧諸国における方向転換、日本における相次ぐ原発施設の事故、関連費用の巨大化などなどの事実が、日本も脱原発への道を選択せざるを得ないことを明らかにしています。
 しかし日本政府は原子力推進路線に固執し続け、核燃料サイクルを確立するため、再処理工場の稼動、プルサーマル計画の推進、高速増殖炉もんじゅの推進などの計画を推し進めています。そしていま最大の焦点は、青森県六ヶ所村の再処理工場の操業開始です。
 私たちは、なんとしても再処理工場の操業開始とそれに向けての準備の動きを止めなければなりません。
 六ヶ所の再処理工場は、青森県が一九八四年の電気事業連合会の「立地申しいれ」をうけ、翌年一九八五年の県議会全員協議会の決定を経て、受け入れを認めて以降、一九九三年から日本原燃株式会社によって、建設が進められ、二〇〇六年七月の操業開始に向け、現在準備がすすめられています。
 この間、再処理工場建設・稼動反対運動は、青森現地の闘いを中心に全国的にも注目を集め、大きく高揚しています。そして再処理工場の燃料プールで多くの欠陥工事も見つかり、再処理工場の危険性がますます明らかになっています。しかし、政府と日本原燃株式会社は稼動に向け、通水作動試験、化学試験と実施し、現在、ウラン試験、使用済み燃料を使用したアクティブ試験を強行しようとしています。ウラン試験を開始すれば、再処理工場全体が放射能で汚染されてしまいます。
 私たちは、無謀な政府の路線を転換させるため、もう一度国民的な運動を作り上げる必要があります。そのため、再処理工場の実態とその危険性について、多くの方々に理解してもらう必要があります。
 原子力資料情報室と原水禁国民会議でパンフレット「止めよう再処理・やめようプルトニウム利用」を作りました。運動の参考資料としてご活用ください。
(二〇〇四年四月 原水爆禁止日本国民会議事務局長 福山真劫)

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六ヶ所再処理工場の試運転入り中止を訴えるキャンペーン
ちらし配布中!

cnic.jp/rokkasho/

青森県六ヶ所村に建設中の核燃料再処理工場の試運転入り中止を訴
えるキャンペーンの一つとして著名な方々によるアピールのちらし
を用意しました。これだけで、あるいは別の面に自分(たち)の独自
の文章などを加えて、グループでも個人ででも、街頭などで配布し
てもらおうというものです。印刷用の版下(拡大可)をダウンロー
ドして印刷していただければ幸いです。印刷したチラシが必要な方
にはお送り致します。

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特定非営利活動法人 原子力資料情報室 (CNIC)
Citizens’ Nuclear Information Center
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