ブックレット『「チェルノブイリ」を見つめなおす 20年後のメッセージ』

原子力資料情報室のブックレット新刊
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『「チェルノブイリ」を見つめなおす-20年後のメッセージ』
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『チェルノブイリを見つめなおす』正誤表==========================

【p.17】

表4の第1行

誤:セシウム137の汚染レベル、キュリー/km2(ベクレル/km2)
正:セシウム137の汚染レベル、キュリー/km2(キロベクレル/m2)

表5の第1行
誤:セシウム137の汚染レベル、キュリー/km2(Bq/km2)
正:セシウム137の汚染レベル、キュリー/km2(キロベクレル/m2)

【p.33】

図15のキャプションの単位

誤:(ベクレル)
正:(ベクレル/kg)

【p.50】

第11 → 第11回
第12 → 第12回
第13 → 第13回

【p.57】

「?バター」 → 「バター」

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今中哲二・原子力資料情報室編著

原子力資料情報室発行(2006年4月)

A5版 65頁
600円+送料

※正会員、賛助会員の皆様には『原子力資料情報室通信』383号(2006/5/1発行)とともに一冊お送りいたしましたのでご注文の重複にはご注意ください。

★ご注文は原子力資料情報室へ
TEL.03-5330-9520 FAX.03-5330-9530
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代金は後払いです。ご注文が届くと、書籍に郵便振替用紙を同封してお送りいたしますので、郵便局から代金をご送金ください。発送には数日~ 1 週間程度かかります。お急ぎの場合はお電話で直接ご注文ください。

チェルノブイリ原発事故20周年シンポジウム(2006/4/16)
www.cnic.jp/modules/chernobyl/
会場でも販売いたします。

はじめに

 チェルノブイリ原発事故が起きてからこの四月二六日で二〇年になります。私としてはこの二〇年間、原子力研究者のひとりとして、二〇世紀の原子力開発が引き起こした不始末のひとつであるチェルノブイリとはどんな事故だったのか解明する作業に取り組んできたつもりです。この機会に、チェルノブイリを「経験」した人には改めて考えて頂き、「経験」していない人には知ってもらいたいと思って、どんな事故だったのか私の知っていることを原子力資料情報室のみなさんといっしょにブックレットにまとめてみました。

 チェルノブイリ事故が明らかにしたことは、原発で大事故が起きると、周辺の地域社会が丸ごと消滅してしまうということでした。生活基盤の喪失は、失業や精神的ストレスなど被災者に二重三重の苦難をもたらしています。チェルノブイリに関わりながら最近私が感じていることは、科学的なアプローチで明らかにできることは、チェルノブイリという災厄全体のほんの一部にすぎないということです。その意味で、このブックレットにまとめたこともチェルノブイリという災害全体からみればひとつの側面に過ぎませんが、チェルノブイリを考えるための材料になれば幸いです。

二〇〇六年三月

今中哲二

このブックレットは、トヨタ財団助成研究「チェルノブイリ原発事故の実相解明への多角的アプローチ:二〇年を機会とする事故被害のまとめ」(代表・今中哲二)の一環として、原子力資料情報室との共同作業としてまとめたものである。原子力資料情報室では、渡辺美紀子が執筆と編集を担当した。

[目次]

・はじめに(上掲)
・その前日
・四月二六日未明、4号炉が爆発炎上した
・周辺30キロから12万人が避難した
・事故処理作業と石棺の建設
・チェルノブイリは北半球のほとんどを汚染した
・運転員に押しつけられた事故原因
・正のボイド反応度係数とポジティブスクラム
・数百キロも離れた高汚染地域の存在が暴露された
・事故で放出された放射能の量
・事故被災者の分類
・急性放射線障害死亡者二八名
・周辺住民の急性放射線障害
・子どもたちの甲状腺がんが増加した
・子どもたちの白血病やその他の健康悪化
・汚染地域の食品汚染データ
・汚染地域住民の体内のセシウム137データ
・事故処理作業者(リクビダートル)の健康調査
・遺伝的影響と胎内被曝影響
・スウェーデンの放射能汚染地域でがん増加
・チェルノブイリ・フォーラム報告:総死者4000人
・チェルノブイリ事故とIAEAの役割
・日本に飛んできた放射能
・日本の原発で大事故が起きたら
・日本への輸入食品の汚染状況と市民による放射能測定
・ヨーロッパへの放射能汚染の広がり

―資料1:事故経過(1986年4月25~26日)
―資料2:RBMK1000炉の仕様
―資料3:旧ソ連のRBMK型原発
―資料4:旧ソ連の主な放射能汚染地域
―資料5:旧ソ連の原子力開発:原爆からチェルノブイリまで
―資料6:第2石棺建設計画
―参考文献

===訂正=====================
50頁
第11 → 第11回
第12 → 第12回
第13 → 第13回

57頁
「?バター」 → 「バター」
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~~併せてご参照ください~~

今中哲二ほか著、原子力資料情報室編
『チェルノブイリ10年:大惨事がもたらしたもの』

『チェルノブイリ10年:大惨事がもたらしたもの』A5版 104ページ
1996年4月発行 1000円(+送料)

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1986年に起きた史上最大の原発事故。放射能による被害は広がる一方で
す。原子力資料情報室と国内外の研究者がミンスクで開催したシンポジ
ウムの成果をふまえ、多面的に事故とその影響について検証しています。

[もくじ]
・チェルノブイリ10年
・チェルノブイリ検証(今中哲二)
・日本におけるチェルノブイリ救援市民活動(和田あき子)
・ベラルーシ・日本シンポジウムの報告(要約:今中哲二)
・原発事故の怖さ
・チェルノブイリ事故関連年表
・チェルノブイリ関連図書

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『チェルノブイリ事故による放射能災害(国際共同研究報告書)』

今中哲二(京都大学原子炉実験所)編

B5版 370ページ 「技術と人間」刊 1998年10月

定価3400円+送料
会員価格2000円+送料

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目次
第1章 事故影響研究の概要
第2章 放射能汚染データとその解析
第3章 周辺住民の急性放射線障害
第4章 疫学研究と健康統計データ
第5章 個別の健康影響研究
第6章 放射線生物学研究
第7章 被災者救済の制度と活動
付章 データと資料

参考

京都大学原子炉実験所原子力安全研究グループのページ
www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/

「チェルノブイリ原発事故影響研究と被災者救援の現状に関する調査報告」(英文)の目次と本文の一部
www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/reports/1998/kr-21/contents.html
(注)『チェルノブイリ事故による放射能災害(国際共同研究報告書)』は、この英文報告書の日本語版です。

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