六ヶ所再処理工場のアクティブ試験を考える議員と市民の集い[2006/3/8]&六ヶ所再処理工場アクティブ試験・ストップ!県民の集い[2006/3/11]

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六ヶ所再処理工場のアクティブ試験を考える議員と市民の集い
-お米1kgに放射能90ベクレルも入っていいの?-

日時  3月8日(水)13時30分~15時
場所  衆議院第2議員会館 第4会議室
講師  澤井正子(原子力資料情報室)

六ヶ所再処理工場で、本格的稼動に向けて使用済み燃料を使ってのアクティブ試験実施の動きがすすんでいます。これについていくつもの問題点が指摘されています。

1、使用済み燃料を使うので、プルトニウムが抽出されます。その使用計画は実現性があるのでしょうか。
2、現在でも設備の欠陥がつぎつぎ明らかになっています。最近も低レベル廃棄物処理建屋内で、低レベルの放射性廃液が漏れる事故が発生しました。
3、周辺の放射能汚染も心配です。青森県が発表したデータでも、米1kgに放射能90ベクレルが入ることになっています。これは通常の二倍の量です。
ほんとにアクティブ試験をはじめてもだいじょうぶなのでしょうか。

ずっと六ヶ所再処理工場にかかわり続けている原子力資料情報室の澤井正子さんに、問題点や、現地の最新情報も含めて話を聞き、議員の方々と市民が協力して何をやっていけばいいのかを考えたいと思います。お忙しいと存じますがぜひご参加をお願いします。

共催
 原子力政策”転換”議員懇談会
    連絡先   金田誠一衆議院議員 電話 03(3508)7622
          近藤正道参議院議員  〃 03(3508)8740
再処理止めたい首都圏市民の集い
   連絡先   日本消費者連盟 電話 03(5155)4765
         原子力資料情報室  〃  03(5330)9520

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六ヶ所再処理工場アクティブ試験・ストップ!県民の集い

 日本原燃は2月20日、2月中に予定としていたアクティブ試験を3月中に、同様に再処理工場の竣工を2007年8月へと1ヶ月延期しました。これはアクティブ試験のため諸手続きが2月中では終了しないためです。しかし国、青森県、日本原燃は一体となって、政治的・法的手続きをなりふり構わず進めています。必要のないプルトニウムのための総額約11兆円の巨大プロジェクトを、誰も何の責任もとらない”無責任のサイクル”が動かしているのです。3月23日の県議会終了後、日本原燃と青森県・六ヶ所村が安全協定を締結し、アクティブ試験を開始する可能性が濃厚です。危険で不安な試験を実施させないよう、「アクティブ試験!ストップ」の声を結集しましょう!

日時:3月11日(土)、午後1時30分~4時30分

会場:青森県労働福祉会館 4階大ホール
(青森市本町2-4-10 電話 017-75-3751)

内容:
(1)講演「六ヶ所再処理工場の余剰プルトニウムと核拡散の懸念」
カン・ジョンミン(韓国 核問題アナリスト)

(2)報告「東海再処理工場の実態と六ヶ所再処理工場の危険性」
澤井正子(原子力資料情報室)

(3)参加者からの「再処理いらない」、「アクティブ試験!ストップ」アピール発言

主催:止めよう再処理!青森県実行委員会

問い合わせ・連絡先:
実行委員会事務局 017-776-5665
核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会 Tel&Fax017-781-6248

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