2012/08/30  ~ 2012/08/31

シンポジウム 福島原発で何が起きたか―安全神話の崩壊―

■日 時 2012年8月30日(木)9:30~18:00 (18:30から懇親会を開催します)
    8月31日(金)9:30~18:00
■会 場

「駒場コミュニケーション・プラザ南館2F」(収容人数400名)
京王井の頭線「駒場東大前」駅の「東大口」からシンポジウム会場まで徒歩5分ほどです。
詳しくは、こちらからご確認ください。→ www.utcoop.or.jp/shop/map.html#cb

■参加費 一般:5,000円 学生(PD、大学院生を含む):2,000円
※ 参加費は二日間通しの料金です。一日のみの参加の場合も一律の料金です。 
30日の懇親会参加費は3,000円です。
■主 催 「福島原発で何が起きたか―安全神話の崩壊」シンポジウム実行委員会
実行委員長:黒田光太郎 / 事務局長:菅波 完
E-MAIL:symposium★takagifund.org(★を@に直してください)
FAX:03-3358-7064

 

■共催団体 柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会
原子力資料情報室
東京大学持続的開発研究センター
東京大学「人間の安全保障」プログラム
東京大学原発災害支援フォーラム
APAST(The Union for Alternative Pathways in Science & Technology)
高木仁三郎市民科学基金
■協賛団体 エントロピー学会
高木学校
市民科学研究室
環境エネルギー政策研究所
法政大学サステイナビリティ研究教育機構
プラント技術者の会

プログラム

8月30日(木) シンポジウム第一日
9:30~9:40 開会挨拶・趣旨説明:シンポジウム実行委員長 黒田光太郎(名城大学教授)
セッション1:「福島第一原発で何が起こったか」
9:40~12:00 コーディネーター:井野博満(東京大学名誉教授)

● 田中三彦(サイエンスライター、国会事故調査委員会委員)
「福島原発事故における地震による機器損傷の真相に迫る」

● ア-ニー・ガンダーセン(フェアウィンズ・アソシエーツ社 チーフ・エンジニア)
「福島原発事故から、すべての原子力関係者が学ばなければならないこと」

13:00~15:00 コーディネーター:山口幸夫(原子力資料情報室共同代表)

● 石橋克彦(神戸大学名誉教授、国会事故調査委員会委員)
「地震列島の原発の必然的帰結としての『福島原発震災』」

セッション2:「放射能汚染の現状」
15:30~18:00 コーディネーター:細川弘明(京都精華大学教授)

● 今中哲二(京都大学原子炉実験所)
「福島原発事故による放射能放出と放射能汚染の実像」

● <発表者一名は現在調整中>

18:30~ <懇親会>

 

8月31日(金) シンポジウム第二日
セッション3:「日本の原子力政策と安全神話の形成」
9:30~12:30 コーディネーター:舩橋晴俊(法政大学教授)

● 吉岡 斉(九州大学教授・副学長、元政府原発事故調査委員会委員)
「福島原発事故の「政策失敗病」としての諸側面」

● フィリップ・ワイト(オーストラリア アデレード大学)
「原子力「平和」利用と核開発」

● <発表者一名は現在調整中>

セッション4:「核をめぐる科学・技術のあり方」 
13:30~16:30 コーディネーター:丸山真人(東京大学教授)

● 高橋哲哉(東京大学教授)
「犠牲のシステム――責任をめぐる一考察」

● ミランダ・シュラーズ(ベルリン自由大学教授、「安全なエネルギー供給に関する倫理委員会」委員)
「ドイツ倫理委員会はどのように脱原発の結論に至ったか」

● 池内 了(総合研究大学院大学理事)
「原発の反倫理性と科学者の社会的責任」

セッション5:「まとめ:あらためて科学者・技術者の立場から」
17:00~18:00 ● 主催者からのまとめ