新刊: 東電原発犯罪 福島・新潟からの告発

新刊 『東電原発犯罪 福島・新潟からの告発』
東電原発犯罪 福島・新潟からの告発
佐藤和良・矢部忠夫 編
定価:1400円+税
発行:創史社
発売:八月書館

私たちはこれ以上奪われない!佐藤和良(福島県いわき市)

原発は人類と共存できず絶対反対!矢部忠夫(新潟県柏崎市)

「ふるさとをかえせ」。
私が生まれ育った楢葉町には大勢の親類縁者が暮らしていたが、津波で叔母が行方不明となり2ヶ月後にDNA鑑定で遺体が確認されたほか、皆が皆、各地で避難生活を強いられている。

原発事故によって警戒区域に指定された楢葉町には、人々が自由に行き来することができなくなった。楢葉町には、亡くなった両親、そして2人の兄達、祖母のお墓がある。しかし、その墓には行けない。肉親の墓に詣でることもできず骨も拾えない無念。

このくやしさ、何と言ったらいいのか。ポッカリと穴があいたような、いいようもない喪失感。・・・
破壊された日々の暮らしが重たい。東京電力と国は取り返しのつかないことをした。

「まえがき–佐藤和良」より

もくじ

まえがき(佐藤和良)

【福島から】

被ばくに負けず生きる
―国の棄民政策を許さず、事故責任を糾す!
佐藤和良

危険な湯を沸かすだけの原発に反対して
―子供たちを、ふるさとを被ばくから守る
石丸小四郎

【新潟から】

電力の生産地と消費地でともに脱原発を
―新潟県柏崎刈羽原発からの訴え
矢部忠夫・佐藤正幸・武本和幸

【青森から】

東京電力へモノ申す
―青森県を「電気のふるさと」と呼ぶな
山田清彦

「原発推進」までウソだった
―東京電力による脱原発の進め方
西尾漠

あとがき(矢部忠夫)

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