2011/04/24  ~ 2011/05/01

パーベルさんより4/24集会でのメッセージ

2011/4/24『チェルノブイリ原発事故から25年 くり返すな!原発震災 つくろう!脱原発社会4・24集会&デモ』には4500人以上の方に集まっていただきました。
集会でのパーヴェルさんからのメッセージ日本語訳を掲載します。


 親愛なる日本の皆さん!

 チェルノブィリと福島の災いが私たちをここに結集させることになりました。
 勿論、私は、日の出ずるあなた方の国の人々が自らの災いを辛抱強く立派に耐え忍んでいる様に感嘆しています。でも、私はあなた方にとても同情します。私はいつも1986年以前の自分の地方を思い出します。私と私の友人たちは同じく清らかな川で水浴びをし、自分たちの森で散歩し、野菜や果物を栽培し、そして、そうではない時代が来るとは決して思いませんでした。私たちから180キロ隔てた人災の大惨事は、数十万の私の同郷人たちの生活から多くのものを奪い去りました。
 今日、私の孫たちは乳牛の新鮮なミルクを飲むことができません(そこでは非常にしばしば放射能が基準値を越えるのです)。私たちは伝統的に食べられてきた森のベリーやキノコ、野生の獣の肉、湖の魚を買うことができません。私たちはどこで汚染のない食料を買ったらいいのか(私は冬に備えた汚染のないジャガイモを買うために200キロの道を車で行きます)、川や森に出かけるときにどう慎重に行動したらいいのか、いつも考えています。私たちは医療検診と医者と会うことを恐れます。なぜなら、彼の言葉は判決のように響きわたりかねないからです。そして、この状況は私の土地で何十年も続くでしょう。このように25年間私は生きてきました、同じように私たちの子供たち、孫たち、曾孫たちも自分たちの人生を送るでしょう。これは私たちの悲しい十字架です。チェルノブィリの十字架です。

 親愛なる素晴らしい日本の皆さん!

 チェルノブィリと福島があなた方とあなた方の子供たちにとって永遠に深刻な警告として残るように、あなた方に出来ることすべてを尽くしてください。核の災いがもう一度あなた方の家にやって来ることを許さないでください。

パーヴェル・ヴドヴィチェンコ

(翻訳:坂本博)


パーベル・ヴドヴィチェンコさんをお招きするために、チェルノブイリ・キャンペーン調整委員会では多くの方々のご賛同と費用負担のご協力をお願いしています。
www.cnic.jp/1073


チェルノブイリから25年キャンペーンスケジュール、詳細はこちら

パーベルさん その他の講演予定

東京講演

2011年4月24日(日)14:30?集会、デモ出発15:30
くり返すな!原発震災 つくろう!脱原発社会4・24集会&デモ
www.cnic.jp/1074

2011年4月26日(火)12:00~
院内集会:チェルノブイリから25年 いま福島原発事故を考える
www.cnic.jp/1081

函館講演:2011年4月28日(木)18時30分~
チェルノブィリ原発事故から25年
www.cnic.jp/1090

九州講演

福岡講演:2011年4月29日(金・祝日)14:00~
放射能汚染地に住んで25年 ―チェルノブイリの今、そしてこれからの日本―
www.cnic.jp/1082

大阪講演:2011年5月2日(月) 18:30?20:30
ロシアのチェルノブイリ高汚染値での25年 人々の暮らしと想い
www.cnic.jp/1094

北九州講演:2011年5月1日(日)13:00~
放射能汚染地に住んで25年 ―チェルノブイリの今、そしてこれからの日本―
www.cnic.jp/1082


*キュリーは放射能の単位。国際単位系ではベクレルだが、ロシアでは旧来の単位であるキュリーが用いられている(1キュリー=370億ベクレル)。